7月31日に北神戸田園スポーツ公園でコズミックカレッジを開催しました。
今回は2本立て!2種類の望遠鏡を作りました。
そのレポートです。
目次
手作り望遠鏡をつくろう
手作り望遠鏡は倍率3倍の小さな望遠鏡です。
筒の部分がトイレットペーパーの芯みたいな感じになっていて、ここをデコレーションします。
対象年齢は未就学児~小学校低学年ぐらい。
もう少し大きくなるとちょっと物足りないかなって思うかもしれません。
いつもは、望遠鏡ってこんなにすごいんだよっていう話をしますが、今回は月観察の宿題にも活かせたらと思うので月の話を中心にしました。
望遠鏡をつくり、レンズ越しの月を、星を楽しんでもらいたいなと思います。
今回も作った作品を集めて写真を撮りました。
デコレーション用品は家から持ってきてもらうため、いつも個性あふれる作品で見てて楽しい。
自分の好きなシールや紙で飾って、宝物にしてほしい。
そして空を見上げるきっかけになってほしいなと願っています。
コルキットスピカ望遠鏡をつくろう
コルキットスピカの望遠鏡は、かなり本格派の工作望遠鏡です。
月のクレーターも十分にみれるし、なんならスマホで良い感じに撮れる。
メーカー製品の望遠鏡を持っている天文ファンもコルキットは作ったり、改造したり、普段使いで楽しんでいる人もいるくらいです。
難易度的には、小学校高学年だとひとりで作れるかなっていうレベルです。
今回は低学年も参加してますので、親子で作業してもらうカタチになります。
説明書を読みながらすすめつつ、スタッフが個別サポートするカタチをとりました。
作るペースって人それぞれですしね。
出来上がった人から、三脚に乗せて操作練習です。
クオリティの高い工作望遠鏡は、ぜひ使えるようになってほしい。
スライドに小さなお月様を投影し、それを導入する練習をしました。
ピントが合った時にどう見えるのか?
自分の作った望遠鏡でどの程度クリアにみえるのか?
そのイメージも覚えて帰ってもらえるようにしました。
あとは練習あるのみですね。
望遠鏡で夏休みの自由研究をしよう
工作ワークショップ当日は、お月様が出てくるのが夜中遅い時間。
子供たちが起きている時間に、月が見える時期まで1週間ちょっと先。
そのスケジュールを知ってもらうために月齢カレンダーを配布して、お月様の話とともに月の見える時期をレクチャーしました。
お月様は毎日、出てくる時間も形も変わります。
その移り変わりと、まばゆさをお家でじっくりと観察してもらえると嬉しいなと思います。
まとめ
コロナ対策のために、人数を3分の1以下に減らして開催しています。
逆に、ひとりひとりに目がいきわたる状態で子供たちの姿を見て色々と私も学ぶことが多いです。
困難な状況がまだまだ続きます。
でも、できる限りのことを継続できればと考えています。
でんスポで空を見上げることを知り、
おウチでソラを楽しんでくれて、
宇宙や天文への興味が広がりますように。
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