2021年5月26日に皆既月食があります。
皆既月食を【ゆるっと気楽に】楽しむポイントをまとめました。
・難しい知識不要
・道具不要。
必要なのは「見てみたいなーって気持ち」だけです。
(ちなみにTOP画像は2014年の皆既月食の時に撮ったものです)
目次
皆既月食とは?(超ざっくり)
ざっくり言うと、こんな現象。
満月が欠ける
↓
欠けたと思ったら全体が赤銅色に見える
↓
元に戻る(満月)
月が欠けて元に戻るだけじゃなく、あいだに「赤銅色になる」のがポイント。皆既月食は、この移り変わりを見て「すごーい」ってなる現象です。(モチロン欠けるのも凄いんだけど)
赤銅色になるので皆既月食は「Blood Moon(血のような月)」と呼ばれることもあります。
2018年の皆既月食の様子です。
「あ!全部欠ける~~~!!って、いきなり赤くなるやん!!」って気持ちになります。
皆既月食のイメージはつきましたか?
カメラは眩しさを表現しきれないので、この映像はリアルで見るのとは少し違うはずです。その違いは、実際の目で確かめて欲しいなって思います。
皆既月食を自宅で見よう
何分ぐらい月を見上げていられますか?
誰かと一緒、食事しながら・・・など、他のことと一緒になら見上げることも出来ると思う。けれど、「月だけ見る」だと、飽きる人もけっこういるんじゃないかな。
今回の皆既月食は19時前~22時前という3時間の長丁場。
ずっと外で見続けるの大変(しかも平日の生活時間帯)
「欠けてきてるな~」っていうタイミングと、
「おお!赤くなってる」っていうタイミングの時間を押さえておけば良いかなって思います。
今回は、月が昇ってくるとともに欠け始めます。
周りに高い建物があると昇ってくる月は見えにくいと思う。
なので、欠けた月が戻っていく姿を見るオススメかも。
高い空で見やすいと思います。
ちょいちょい「月どんな感じかな~?」って窓の外を見上げる。
それぐらい気楽にゆるっと楽しみましょう。ずっと見続ける必要もないし、ちょこちょこ見るにはお家がベストですよね。
「気がついたらずっと見てた~」ってなると、もうお月様の虜です!
必要な準備は「方角を知ること」だけ
お家から【東~南東の空】は、見えそうですか?
2021年5月26日の皆既月食は、月の出と共にはじまります。
東から昇ってくるお月様が、南東の空に向けて上がってくる。
それが自宅から見えればOKです。
少し方角はずれるけれど朝日が見えれば、大丈夫なんじゃないかなと。
月を見るために道具は不要です。
自分の目があり、月の見える場所にいれば万事OK!
とはいえ、おうちに天体望遠鏡や双眼鏡があれば使ってみるのもオススメです。
これを機会に!っていう方は、コチラの記事もご参考に~
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まとめ
梅雨入り前(たぶん)の過ごしやすい気候での天文現象。
自宅といえど夜なので安全には気をつけて、ゆるゆると見上げてほしいと思います。
時間帯と方角だけ気にしておけば、自分のペースでゆるっとたのしんでください。
きっとSNSでも盛り上がってると思います。
この日の満月は「スーパームーン(一年でいちばん月と地球の距離が近い)」です。どんなハッシュタグがつくのかな?
「スーパー皆既月食」「スーパーブラッドムーン」???楽しみです。
詳しい月食の仕組みについては、動画が分かりやすいので置いておきます。
あとは晴れるのを祈るだけ!!