【はやぶさ2を知る】「はやぶさ2」の大挑戦【書評】

あ、こんにちは!宙ガールブロガー うららんです( ´ ▽ ` )ノ

12月3日に打ち上げられた「はやぶさ2」
長い長い大航海の始まりですね。

そんな打ち上げを見ていたら、はやぶさ2のことを知りたくなりました。
関連書籍を2冊購入して、そのうち1冊を読み終えました。

目次

「はやぶさ2」の大挑戦

関西ローカルのテレビで、朝から はやぶさ2について熱弁する辛坊治郎さん。
あまりの熱弁っぷりに、共演者の皆様は ( ゚д゚)ポカーン って感じw

でも、はやぶさ2に興味がある方は ワク(灬ºωº灬)テカ って感じでした。
ニュース解説などで活躍されてる方なので、説明がわかりやすくって、いくつかの疑問がとけたりしました。

そんな辛坊さんが「山根 一眞さんの本を読んで勉強した!」と語っていたので、まずはその方の本を読破。

それが、「はやぶさ2」の大挑戦。

科学系、工学系の内容なのに意外とスルスルスルっと読み終えた感じがしました。
サイエンス系は、専門用語が多かったり、小難しくって頭がついていかずに読むのを投げ出しがちなんですが、意外ときっちり読み終えました。

それだけ、分かりやすく書いてく噛み砕いているんだろうっていう印象。

本の構成は、「著者の説明+各開発関係者のインタビュー 」っていう形式で進んでいきます。

色んな分野のスペシャリストの生の声が聞ける感じです。
はやぶさ2を作るためには、こんな分野があって、こんな方々が関わってるんだっていうのを知ることができます。

それにしても開発期間の短さと予算の少なさに驚愕です。
しかもそれなのに、ものすごい精度を求められ・・・それにこたえる企業の方々。

日本の技術者のすごさには、改めて敬意を抱きました。

個人的には、はやぶさ2を宇宙に送り出したH2Aロケットについても書かれていたのも嬉しかった。
ロケットの打ち上げは何度もネット中継を見ているけど、知らないことだらけなので「ほおおお~」って思うこともたくさんありました。
 

帰ってきて終わり・・・じゃない初代はやぶさのこと

この本、前半の3分の1は、初代はやぶさが持ち帰ってきた帰還カプセルとその中に入っていた微粒子のことについて書かれています。

初代はやぶさの目的はサンプルリターン。

はやぶさの航海については映画になったり、本になったりするけれども微粒子がどのように研究されているかって知る情報源があまりないなっていう印象。
それを考えると、イトカワの微粒子について書かれていて知ることができたのは収穫かな。

・・・とはいえ、はやぶさ2の本なのに初代の話が続いていたので読みながら「2は??」って少しなりましたけどね(^^;)

結論

物事はつながっていると言います。

初代はやぶさから繋がる、はやぶさ2。
初代以外の他の衛星や探査機からの技術の継承もある。

そして技術を持った「人」も継承されていく。

そういった繋がりの中でうまれたはやぶさ2。
とにかく順調な航海をして欲しいなって改めて思います。

そして、それだけ情熱を注いでいる技術者さん達がたくさんいることを知り、次世代の子供たちに繋げれることができればなって思いました。

今日の一冊

うららん( @uraright ) でした!

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