天文現象といえば、日食・月食・流星群・彗星あたりが有名ですよね。
でも、それ以外でも「へぇ~」って思える現象はたくさんあります。地味かもだけど。
今回は「木星・水星・金星の集合」ってのがありました。
空はこんなに広いのに、3つの惑星がカメラのフレーム内に収まるほど近くに集合してくれました。22日頃から30日ぐらいまで楽しめるみたいです。
時刻は日没30分後ぐらいの西の空・・・
だいたい19時半~20時ぐらいでしょうか。
見えだしてから、すぐに沈んじゃうのでけっこう一瞬です。
19時半ぐらいに西北西の低い空を見ていると、きっと金星が「いちばんぼし」になってくれると思います。
日没後すぐは空が明るいです。
水星は木星や金星よりも暗めなので見つけにくいかもしれません
・・・といっても-1等ほどの明るさがあるので、金星を目印にして双眼鏡を持ち出すと一発でみつかります。
あ、でも、かなり低い空で見えるため建物に囲まれている場所では厳しいかも。
西の低空で見られた3惑星のお祭りが終わった後、南の空には土星が輝いています。
しかも5/24が十五夜のお月様。
土星とお月様も並んで輝いてくれていました。
よく考えると豪華ですよ。
水星・木星・金星と月と土星、そしてお日様(太陽)
日 ⇒ 水木金 ⇒ 土月
わずか3時間ぐらいの間に火曜日(火星)以外制覇です。
すげい!!
流れ星や日食みたいな、日本中が沸きに沸くイベントがあります。
ハデで宇宙のスケールを感じる天体イベントで、たくさんの人が見てくれます。
それ以外にも空を楽しむプチイベントはたくさんあったりします。
それが、有名な星や惑星、月が視界のなかに収まってくれること。
集合してくれると、星が見つけやすいんですよね。
月の右どなり~とか言われると「あのへんかな~?」って見当がつけやすい。
わたしも今回の集合で初めて水星を見ることができました。
地味なイベントでも空を見る良いきっかけ。ぜひ宙へ。
うららん( @uraright ) でした!