(Credit: Tragoolchitr Jittasaiyapan )
次の週末(13日)が新月
いまは欠けながら、夜の深い時間に昇る月に会うことが出来ない。
寝てるし、曇ってるし。
星をみるには月明かりがなく、良い時期でもあります。
仕事の帰り道、やっと暗くなった西側の空にシリウスや、オリオン座を見つけることができる。
冬の星座を夕暮れに見ると、冬の終わりを感じる。
啓蟄も過ぎ、春はもうすぐ。
目次
宝石のような星たち
soraeというポータルサイトで見つけた記事。
夜空で最も明るい25の恒星 日本から見えるのはいくつ?https://t.co/UvqbwLiD0G
— sorae 宇宙へのポータルサイト (@sorae_jp) March 3, 2021
画像のそれぞれの星が美しい。
望遠鏡で撮ったのかな?
こうやって並べると、星たちの個性がよくわかる。
シリウスとベガの白っぽさは微妙に違う。
ちなみに、色の差は星の温度差です。
青白いのが高い、赤っぽいのが低い。
このイメージをもって空をみあげてると、シリウスやカペラ、アルデバラン…星の雰囲気で何となく見分けがつく。
人の顔を覚えるのと同じかもしれない。
何度も会ってると、その人の個性が分かってくる感じ。
ちなみに、日本から見える明るさベストテンがこちら。
「自分らしく」って何だろう?
「あなたのペースでゆっくりと、自分らしく歩ければ」
って、人に伝えることが、ちょこちょこある。
ここから発展していくと
「私は何のために生きるのか」
とか
「私とは??」
という哲学的な命題に行きつく。
じゃあ、「私らしさ」って何だろうって考えても、言葉では表現できない。私の中にある多様性のせいだ。
「母としての私」と「会社員としての私」は全然違う顔をしているし、いまのこうして「ブログを書いている私」と「星空案内人としての私」も違うと思う。
自分の表面にでない「シャドウ」っていう存在もある。これはユングの心理学で、ペルソナとシャドウって考え方なのだけど「〇〇している時の私」がペルソナ(仮面)で、そんなペルソナを人はいくつも持っているそうだ。
私もコミュニティや場面によって、さまざまな顔をしていると思う。
表には出せないドス黒い自分もいる(気がする)
だから「私ってこういう人です」なんて簡単に言えない。
確固たる自分がある訳でもない。
でも最近、そんなのなくて良いかなって思ってる。
自分の出来ること、やってみたいことを全力で頑張れれば。
自分の身の丈にあったことを、毎日毎日一生懸命やることが大事なんじゃないの
この前、ふと読み返した、比叡山の凄いお坊さんの本の一文。
仕事でも、SNSでも凄い役割を与えられ、凄い活躍をする人がたくさんいる。羨ましいと思う。
でも、何者でもなくても、何者であっても仏さまから見たら大差ないらしい。
1番大事なのは「自分の人生を、ていねいに生きること」
小難しいことは考えず、1日をていねいに生きることに意識を向けてみようかな。笑顔を1番にして。
そうしてたら勝手に、自分らしく人生を歩けるのだと思ってる。
伝統から、少し突き抜ける
後藤由香子さんという、人形工芸士の方の作品展を娘と見てきた。
若くして月に還られてしまったのだけど、遺された作品達は本当に美しかった。
今までの伝統と違うことをやっていたので、最初は反発も大きかったらしい。それでも、自分のイメージする作品を作ることを大切にされていたという。
そして、いまは沢山の方が作品を愛でている。
「変える」って大変だなと思う。
急激な変化が怖いと感じる人って多い。それは恒常性という本能からくるもの。
その変化がこわくて、攻撃的に防御してしまう人もいれば、心を閉ざす人もいる。
でも、「何も変えない」ことは「無難」に見えて、実は「衰退」という緩やかな変化になってることもあると思う。それは危険だなと思う。
だから必要な変化は、やった方が良い。
こわくて反発する人は出てくるだろうけど。
「良くするんだ」っていう信念のもとで、真剣に取り組んでいれば、反発を超えた先に明るい結果が見えるんだと思う。
そんなことを考えた週末でした。
おまけ
お雛様を見た日は、そのあと観覧車乗って、ケーキ食べて、夜景見て…
神戸に来るカップルの王道デートコースを娘と巡ってきました笑
写真撮ったのち、タルトのイチゴを娘に半分取られる…(泣)
本人はイチゴのショートケーキなのに、さらに母のイチゴまで…(´;ω;`)
まあ、お嬢が美味しそうに食べてたから、ええかw