空を見上げることが、ごく普通の日常として存在している息子の話【3月4日の日記】

日没後、欠席している息子に担任の先生がプリント類を届けてくれた。

息子も玄関先に出てきて、先生に挨拶し、見送る。
そして2人で家に入る前に、空を見上げてシリウスを見つけた。

母「あ、シリウスやな…そしたら右のあれは…」
息子「位置関係と色的にリゲルやな」
母「火星はもっと右かー」
息子「たぶんそやな」

薄い雲が膜のように空を覆っていて、星が見つけにくい夜。それでも、どの星かが分かる息子。

息子にとって「そこにある星たち」は、当たり前のように生活の中に溶け込んでいる存在なのかなと思った。

空を見上げることは【ただの日常のひとコマ】

(ちなみに、息子と見上げた時の空はこんな空)

流星群の日のキャンプ、観望会、天文台…
息子をそういう場に連れていく機会は多かった。

それは「ごめんやけど、お母さんの行きたいとこに付き合って」っていう感覚。家族で行くことが多かった。

とはいえ息子の1番の興味が「星空」というわけではない。
小学生のころは「星とか興味ないし( ˙³˙ )スン」って感じだったし。

でも、天体望遠鏡を出せば「導入したい!」と言うし、冬の一等星は全部たどれる。色でも判断しているのがさすがと思う。

それが息子の日常のひとコマ。

私の好きなものが、本人にとって【ごく当たり前に、そこにあるもの】という感覚なのが、とても嬉しい。

空を見上げることが特別じゃない。
当たり前のこととして日常に溶け込むってステキだなと思う。

ちょっと親バカ入ってたとしても。

「聞く」と「話す」に疲れた

先月は、音声系SNS【Clubhouse】にどっぷり浸かっていました。

ラジオのように聞く。
お友達と一緒にroomを開く。
初めましての人とroomでお話する。

今までに出会ったことのない方々と話すことは、とても新鮮だけれども緊張も伴う。
「声に緊張がのっている」と言われたりもした。

そりゃ、初対面やし、当たり前やし。

そもそも「聞く」に対して、自分の中で咀嚼して理解するまでに時間が必要なタイプ。
「聞く」に意識を向けると、とたんにシングルタスクになる。
特に、電話やスマホ、PCなど機器を通すと酷くなる。

そのため、瞬時に返答したり、質問したりすることができない。

特に緊張していたら、言葉につまることも多い。
仕事での問い合わせ電話も、うまく言葉が返せないので超苦手。

「話す」にしても、調子に乗って思ってもないことを口走っては、あとで自己嫌悪するタイプ。

そんな私が、1ヶ月もClubhouseにいれば疲れるのは当たり前だと思った。

だから、ちょっと「聞く」「話す」をお休み。
代わりに「書く」「読む」にシフトしている。

これだけ、このブログを継続できているのは「書くのが好き」なのだ。自分の中で思ってることを、じっくりゆっくり紡いでいく作業が楽しい。

スマホでのフリック入力と、PCでのキーボード入力。
それぞれ感覚が変わるので、何となく言葉の紡ぎ方が変わる気がする。それもまた良き。

こういう日記はフリック入力で、徒然なるままに書くのが楽しい。

そして夜は活字にどっぷり浸る。

妹からもらった、IKEAのアームチェアが定位置。
発泡酒と共に読みふける。

娘の爆音YouTubeが、ちょっとしんどいけど笑
それでも穏やかに、夜を過ごすのが心地よいなと思う。

【妹からもらったアームチェアはこんなやつ】

【どっぷり浸かってる本たち】