お家から見える1等星☆明るさベストテン!!

あ、こんにちは!
宙ガールブロガー うららんです( ´ ▽ ` )ノ

春の夜空には、スピカさんとアークトゥルスという1等星があります。
同じ1等星なのに、明るさが全然違うと思いません?

じつは、1等星と一般的に呼ばれる星にも明るさに差があるんです。
なので、今回は恒星明るさランキングをまとめてみました(ただし全国で見やすい星に限る)

目次

1番明るい星はどれなのか?

恒星とは自分で光り輝く天体のこと

よく聞く○等星は、明るさの尺度。
地球から見てどれぐらいの輝きで見えているかを数値化したもの。

数字が小さいほど明るい星なのでこんな感じ

明   ー1等星
↓    0等星
↓    1等星
↓    ・
↓    ・
↓    ・
暗    6等星(人間の目で見える限界)

ちなみに、1等星と定義されている星って21個あります。
1.5等星より明るい星をひとくくりに1等星って呼んでいるそう。

恒星明るさランキング(日本で見える星に限る)

日本の一部でしか見えないとか、南半球でしか見えないような星は省きました。

【1位】シリウス(おおいぬ座) ー1.47等級
冬の大三角を形成する星ですね。冬に一番ギラギラと瞬いています。
宝石のダイヤモンドのようだな~って個人的な感想。

【2位】アークトゥルス(うしかい座) ー0.04等級
春の大三角を形成する星です。
この星が見え出すと春がくるな〜って思う。

【3位】ベガ(こと座) 0.03等級
夏の大三角を形成する星です。別名、おりひめ星。
夏の夜空で一番輝かしいのが織姫様って何だか素敵ね。

【4位】カペラ(ぎょしゃ座) 0.08等級
冬のダイヤモンドを形成する星です。黄色っぽい色が目印!

【5位】リゲル(オリオン座) 0.12等級
冬のダイヤモンドを形成する星であり、オリオン座の白いほう。
日本では源氏星ともよばれます。

【6位】プロキオン(こいぬ座) 0.34等級
冬の大三角を形成する星です。
近くにシリウスやらカペラやらいてるので、ちょっと明るさ的に地味感を感じる今日この頃w
それでも十分明るいのにねえ・・・

【7位】ベテルギウス(オリオン座) 0.42等級
冬の大三角を形成する星。オリオン座の赤い方。
日本では平家星ってよばれています。

【8位】アルタイル(わし座) 0.77等級
夏の大三角を形成する星です。別名、ひこ星。
織姫様と彦星様を見分ける時には明るい方が姫様ってことになりますね。

【9位】アルデバラン(おうし座) 0.985等級
冬のダイヤモンドを形成する星です。
すばるを探すときの目印になるし、アルデバランを双眼鏡で見るとヒアデス星団に出会えます。

【10位】スピカ(おとめ座) 1.04等級
春の大三角を形成する星です。
白っぽい星で「真珠星」って呼ばれることもあります。

【11位】アンタレス(さそり座)
【12位】ポルックス(ふたご座)
【13位】フォーマルハウト(みなみのうお座)
【14位】デネブ(はくちょう座)
【15位】レグルス(しし座)

※1)ランキングはWikipediaより
※2)明るさは見かけ等級です

上位10個中、冬の星が6個、春夏が2個ずつ。
冬は明るい星がホンマに多いことがわかりますね。

明るい星がたくさんあるのに、寒いという・・・なにそのツンデレ感w

太陽系にある天体の明るさは?

地球から見た明るさなので、いっちばん明るい恒星といえば太陽です。
太陽は-26.7等星らしい・・ちょっともう規格外なので、直接見ないでくださいませね。
目を傷つけてしまいます。

あと、自分で光らずに太陽の力をかりて輝く月や惑星はこんな感じ。

【月の場合】
満月 -12.7等級
半月 -10等級。

【各惑星の一番明るいときの明るさ】

金星 -4.7等級
火星 -3.0等級
木星 -2.9等級
土星 -0.4等級

金星、火星、木星の明るいときって1等星よりも明るいですね。

惑星は、それぞれ公転してるので、時期によって地球との距離が変わります。
近いときは明るいし、遠いときは暗くなります。

まとめ

同じ1等星でも、それぞれの星のエネルギーは違うし、地球からの距離もバラバラ。
地球から見える明るさもバラバラ。

都心部や住宅街では明るい星しか見えない。
でも、見える星が少ないからこそ1等星探しは簡単にできるし、東京や大阪でもバッチリ見える。

同じ1等星でも明るさって全然違うことを実際に感じてもらえればなーって思います。

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