観望会イベントの作り方2:「場」をみつけること

人に居場所が必要なように、イベントにも「場」はとても重要な要素だと思います。
どこでやっても同じというわけではないと思う。
 
家の前でご近所さんと集まって星を見せただけで、通報されてしまうこのご時世。
場所を見つけることが、イベント継続には欠かせないと感じています。
 

目次

どこでやるか?

 
2~3家族でちょっと集まる程度の観望会であれば、公園でやっても問題ない気がします。
でも20人前後集まりそうなら、配慮が必要なのかなと。
 
以前、普通の公園で観望会をやった時は市に公園管理に関する部署があるので、そこに電話をして許可をとりました。
当時は50名以上にならなければ、そんなに気にしなくて良いような事を言ってくださいました。

この辺は、各自治体によって方針も違うので確認すべきと思います。
 

個人的には公民館だったり福祉センターのような場所を借りるのが安心安全かなと思います。
 
イベントを始めたころは、小学校隣の福祉センターで工作メインのワークショップをやることが多かったです。場所代は発生しますが、材料費に少し上乗せして費用回収したりしています。
 

   【小学生向けワークショップやってみた】7月31日手作り望遠鏡工作会 感激レポート

 
 

その場は協力的なのか?

 
観望会を行うにあたり、近くにある福祉センター・公民館・区民センターなど色んな場所に行き、お話を聞いたりして回りました。
 
会場内を案内して頂きながら「こんな感じでお使いになれます」と丁寧に説明してくださる場所もあれば、怪訝な顔をされてあしらわれることもありました。

場を継続させていくにあたって、その場所を管理する方々との信頼関係って大事なのかなって思います。
 
楽しさを伝える活動なのに、場所の管理人さんと折り合いが悪いとイベントの雰囲気に出ちゃう気がするんですよね。。。

自分のモチベーションにも関わるし。
 
 

北神戸田園スポーツ公園という場所

 
いくつかの場所でイベントをやり、いまは「北神戸田園スポーツ公園(でんスポ)」だけに絞りました。
通年でのイベント開催にご協力頂ける信頼関係を築きつつあるから。
 
今のような関係性が続く限りは、この場所で色々とチャレンジしたいと思っています。
 
ココのよい所は、分かりやすい部分だとこの5つ。
 ・空がひろいこと
 ・屋内外の設備が整っていること
 ・予約・準備などもご協力頂いていること
 ・広報誌が周辺の小学校に配布されること
  ・担当の方との信頼関係

広大な敷地で「近隣の方」という部分を考えなくて良いのも大きいなと。

 
空が広いことは、やっぱり星空案内をするうえで嬉しい!

 
でんスポでやり始めた当時、こんな記事かいてましたw

私がココで観望会をやる経緯を話そうか。

 

まとめ

 
「場」を見つけることってむつかしいと思います。
公園課に電話したり、交番に声をかけたり、センターの事務室にお伺いを立てたり…

個人的にめちゃんこ勇気がいって、いちばんしんどいことだったなって思う。
でも、その勇気と行動が色んな事を切り開くはずだし、経験値として得るものは大きい。
 
色々な会場には、色々な人たちがいました。
そういった出会いからの学びも大きい気がしました。
 
これを読んで、会場を見つけようと頑張るあなたにとってベストな場所が見つかりますように。

いまの居場所での観望会イベントはこちら

でんスポの空はこんなにも広い【天体望遠鏡で月と星を見よう開催レポート】