スーパームーン以外の星を見たことがありますか?
じっくり空を見上げるなんて初めて。。。という方のために「こうしてみたら?」をまとめました。
おうちのベランダ、窓から空を見上げることで変わる気持ちもあるかもしれません。
目次
家からみるメリット
あなたが見上げようと思っているベランダ・窓はどの方角にありますか?
朝日が入ってくる窓なのか?
夕日が見える窓なのか?
お昼の太陽が見える感じなのか?
ざっくりと知ってください。
「この方角でなければならない」ということはありません。
必要なのは家の中に「いつもここで見てる」場所を作ること。
ベランダでもいいし、寝室の窓だと寝る前にパッと見ることができるので個人的にはおススメです。
一等星をみつける
都会が星が見えない・・・確かに「星座を結ぶ」のは難易度が高い。
でも、どんな街中であっても晴れていれば明るい星は見ることができます。
部屋の電気を消し、街灯やネオンの光を手で遮ってください。
星を見るときは、自分の身の回りの明かりを落とすのがコツ。
目が暗闇に慣れると、じわじわと星の光が目に入ってきます。
暗闇に目が慣れることに時間がかかるように、星が見えるようになるのも同じぐらいじわじわであることを知っておくと良いです。
慌てず焦らず、じわじわゆるゆるが基本です。
1つ2つ・・・星が見えたでしょうか?
その1つ、2つの星の名前を覚えましょう。
ここで役立つのは「星座アプリ」です。
星座アプリをかざして星の名前を覚えてみてください。(私は星座表アプリを使っています)
毎日、同じ時間にその星と出会えるでしょうか?
曇っていたり、雨が続いた後は「久しぶり」ってなるかもしれません。
そして、同じ時間に見ていると気づくことがあります。
「輝いている場所が違う・・・」
それは、地球が太陽の周りを回り、季節が動いている証。昔の人は、星の巡りで季節を感じていたということを肌で感じてみて欲しいのです。
ちなみに、季節・時間によっては、あなたの窓から見える一等星がいない場合もあります。
月とくらす
お月様とじっくり向き合ったことはありますか?
SNSが普及して、満月の時は見上げる人も増えたのではないかと思います。
満月ってとても眩しい。
この眩しさは写真では絶対に感じることができないもの。
半月になると眩しさも「そこまで・・・」ってなるし、三日月は別の雰囲気を醸し出して別人のようにも思える。
個人的には、細い三日月のシュッとした艶やかさがいちばん好きかもしれない。
月が毎日その姿を変えているけれど、現れる時間帯も大きく変わっています。
前日よりも40〜50分ほど遅く昇ってきます。だから、毎晩同じ時間に同じ場所にはいません。
西の空に日が沈むのを追いかけるように沈む三日月は、夕暮れのグラデーションの中にその凛とした姿を現します。
でも、日が沈む頃に東の空に現れる満月は、グラデーションの空に身を置くことができないのです。
今日の月はいつ、どこにいるのか?
いつも寄り添ってくれるお月様に、こちらから寄り添ってみてください。
まとめ
「月日がめぐる」とはよくいったなーって思う。
1日は太陽が昇り沈む。
1ヶ月は月が満ちて欠ける。
1年は星が同じ時間に同じ場所に帰ってくる。
昔の人は「時の流れ」を、空を見て確認していました。
空を見上げると「今はどうだろうか?」そんなことも、ふと思ってしまいます。
星座を覚える必要はありません。
ただ、たまたま見上げた時に出会った星を覚えていてください。
その星は、どうやってこれから巡っていくのか・・・
ただ同じ場所から見つめてみてください。
その星との出会いの時間は、あなたに新しい気持ちや感性をもたらしてくれるかもしれません。
望遠鏡がなくても、双眼鏡がなくても大丈夫です。
ただ、上を向いて、いつもと変わらない、けれど毎日変化する空を見上げてください。
どんな気持ちになりますか?