月を自分なりに表現してみませんか?【月の撮り方3選】

あ、こんにちは!
宙ガールブロガーのうららんです。

「月を撮る」と言われたらどんな写真を思い浮かべますか?

満月・半月・三日月・・・月は色んな顔をみせてくれます。
だから色んな撮り方や表現があります。

そんなお月さま写真を3つに分けてまとめてみました。

目次

1:お月さまをクローズアップした写真

お月さまを単体で撮影するということは、お月さまのドアップ写真を撮るということ。
約38万キロ先のモノを撮影するので望遠レンズが必須になります。

望遠レンズだと35㎜換算200~300㎜ぐらいかな。
カメラが接続できる天体望遠鏡を望遠レンズ代わりに使う方法もあります。

満月

まんまるお月さまは、スーパームーンや中秋の名月などになるとTwitterでいっぱい見れて楽しい(*´ω`*)
同じ天体なのに撮る人によって少しずつ違いが出るのが面白いなって思います。

半月ぐらいの欠けた月

半月やちょっと満ちた状態の月はクレーターが写るのでオススメです。


あと夜半じゃなく、早朝や日暮れ前の空にいるので青空の中の月として撮ることも可能です。

三日月

三日月のシャープさはたまりませんね。美しいです。

クレーターなどはうつりませんが、撮り方によっては地球照とよばれる輝いてない部分まで見えるパターンもあります。

2:お月さまと風景の写真

星と景色の写真を「星景写真」と言います。
月も星なので一緒ですね。

三日月とグラデーション

細い月は夜中に見ることはありませんし、空高くに上っているときはお昼なので見えません。
三日月に出会うときは高度が低め。

シャッターチャンスは朝焼け・夕暮れ時のグラデーションの中。
満月では決して撮れないグラデーションの空と三日月の相性はとっても良いし好きです。

半月と風景

半月って風景と共にっていうと三日月よりも難しいかもしれない。

気づいたら空高くにあって風景と一緒に撮りにくい気がする。
なので私は手前に葉っぱとかを入れてみたり、ビルの端っことっていう部分的な風景と撮影する事が多いです。

満月の出を撮る

満月は日が沈むころに現れ、日が昇るころに沈みます。

夕暮れ時には東の空から顔出すところが撮りやすいかなって思います。

あとそのころは空も明るめだったりするので月の模様まで撮りやすいです。

満月からすこーし欠けたりするとまた違う雰囲気です。

満月を光源として撮る

月が昇ってくるとともに空が暗くなり風景と一緒に撮ろうと思うと月が白飛びしてしまいます。

じゃあ逆にその明るさを光源として利用すればいいさ!って感じです。

月光写真を専門にしている写真家さんもいるぐらいなので、月明りという光で夜の風景を演出してみると良いです。

あとはこんな感じで光源として雲とコラボさせたりして。

3:月と星のランデブー写真

月と星を一緒に撮るのって意外と難しい。
なぜなら月は明るすぎるし、星は暗いから星を撮ろうと思ったら確実に月は白つぶれするし、暗い星は月の明かりにかき消されちゃう。

でも月の中でも暗めな三日月と惑星や一等星なら比較的撮りやすいです。

(ちょっと古い写真ですが‥‥汗)

こーいう星と月がカメラフレーム内におさまる感じで近づく時は情報が国立天文台とかから出てるので参考にしてます。

まとめ

月は毎日満ちて、欠けてを繰り返します。
そして毎日少しずつ出てくる時間が変わります。

それはとっても規則的。

夜半に三日月は撮れないし、日の入りの夕焼けの中で満月を撮ることもできないのです。

でもそれは表現の幅広さに繋がる
1つの風景でもいろんな表情を撮ることができるのが月の醍醐味じゃないかなーって思います。

だから私は写真の撮れる時間帯(仕事の行き帰りとか)と月の出入りを気にしながらカメラを持ち歩きます。

たくさん撮るけどイマイチなことが多いかな。
そんな中から「あ!これ良い感じ」と思える写真が出てくると嬉しくなって、もっと撮りたくなる。

月の写真はおもしろい。