あ、こんにちは!
宙ガールブロガーのうららんです。
満月がキレイだからスマホで撮ったものの残念感ただよう写真になりません?
これを無料アプリでどこまで改善できるか試したものがトップの画像です。
スマホだけでここまで撮れたらすごくない??(*°∀°)=3
っていうわけで、撮り方を説明したいと思います。
目次
満月を普通に撮ると明るすぎて白飛びする
この写真で満月どれか分かります?
建物のすぐ上にあるやつです。
満月って明るいんです。
そりゃあもう空高いところに電球がビカー!なレベル。
実際に満月をずっと見続けていると眩しくて目を痛めそう。
それぐらい満月は明るい光を放っています。
スマホの標準カメラはシャッターを押すだけでキレイ撮れるような仕様になってて、月の写真の場合はそれが仇となってしまうというか。
周りの暗い部分も写そうとするがゆえに、満月がまぶしくうつってしまいます。
暗い部分はそれなりに光を取り込まなきゃいけないのでシャッタースピードを長めに開ける必要がある。でも、月はそのシャッタースピードでは光を取り込みすぎちゃうので白飛びする。
これが月写真のアンバランスさの理由です。
一眼レフはマニュアル設定や画像処理などのテクニックでアンバランスさを芸術に昇華しています。
ハードスペックに差があるとしてもスマホもマニュアル設定ができれば月の撮影もある程度解決できるっちゅうわけですよ。
そのためにマニュアル設定ができるアプリが必要になります。
満月をスマホで撮るにはマニュアル設定できるアプリを使おう
iPhoneで普通に月を撮ると白飛びしてしまう。
つまりシャッタスピードが長すぎるということ。
シャッタースピードを短く設定できれば月の模様まで撮れるようになります。
そのためには「ピント合わせ」と「明るさ決め(シャッタースピード設定)」を別々に設定できる必要があります。
そんな願いをかなえる無料アプリはさすがに無いか・・・と思ったらあったよ。
「LightroomCC」というアプリです。
これはPhotoshopなどを提供しているアドビから出ている写真編集用ソフトです。
カメラマンの中にはこれのPC版で写真を管理&編集をされている方も多いらしい。大人気ソフトです。
PC版は月額料金がかかるんですが、スマホ版は無料です。
しかもカメラ機能が優秀だし、撮ったらそのアプリ内で編集できる!
使い勝手の良いアプリです。
さすがアドビ!
無料アプリ:Lightroomを使った月の撮り方
ファイル形式を「DNG/JPEG」を選択できます。
DNGってRAW形式でしてJPEGより写真品質が良いけど、データ容量が大きくなります。
両方撮影して試してみるのが良いかもですね。
そしてシャッター左隣の「AUTO」を「プロフェッショナル」に変更します。
これでマニュアル設定が可能なモードに変わります。
Exp 露光量補正(-3.0~3.0)
Sec シャッタースピード(1/0000~1/4秒)
ISO ISO感度(25~1600)
WB ホワイトバランス
[+] マニュアルフォーカス設定
その1:カメラをマニュアル設定する
設定するのはSecとISOの2つをこのように設定してください。
ISO:25 Sec:1/640秒
シャッタースピードは撮りながら修正してください。
その日の天候やお月さまの欠け具合で適正なシャッタースピードは変わりますんで。
※iPhone8PlusやXのようにデュアルカメラの場合は望遠側で設定してください
その2:ピントを合せる
ピント合わせはお月さまをタップするだけ。
白いワクが出てきてそこにピントがあうようになります。
私はズームせずに撮影しましたが、Lightroomは5倍ズームまでできますので拡大してからピントを合せても良いかも。
拡大はピンチアウト(二本指を押し広げるやつ)です。
ズームをあわせたらシャッターを切ってください。
その3:リサイズする
撮った写真は「すべての写真」に保存されています。
写真を選択したら色々と編集できるようになるので、切り抜きを選択したら拡大しましょう。
ライトにある「コントラスト」を少し右に動かすとくっきり見えるようになります。
この辺は好みで編集してみてくださいね。
終わったら、カメラロール保存をすればSNSにアップしたりすることができるようになります。
まとめ
やっぱり鮮やかですよね。これと同レベルがiPhoneで撮れちゃうといよいよ一眼レフの立場がヤバくなりますんで、、、(。-∀-)
とはいえ撮り方の基本は一眼レフもiPhoneのマニュアル設定も変わりません。
あとISOやシャッタースピードが手動設定できるカメラアプリなら今回の撮り方は出来ると思います。ただ、アプリが使えてもカメラのハードスペックはスマホのバージョンによって変わるので、そこでうつりの差が出るかもしれません。
でもやる価値はじゅうぶんにアリ!
ぜひぜひ試してみてくださいね。
ちなみに今回の月の撮影は三脚は不要です。