あ、こんにちは!
宙ガールブロガーのうららんですヾ(*´∀`*)ノ
2月になるとTwitterでカノープスをみようっていうのが少し話題になります。
「見ると長生きする星」として有名なので観測したいなーっていう人も多い人気の星です。
星の明るさでいったら、シリウスの次に明るい。
で も 探 す 難 易 度 は 高 い
そんなりゅうこつ座のカノープスをご紹介します。
目次
カノープスってどんな星?
【基本情報】
距離 :309光年
星の色:白っぽい
明るさ:-0.74等級
シリウスが8.6光年だったことを考えると信じられんぐらい遠い。
でも全天で2番目に明るい星っていうところで、星の大きさを感じる。
「カノープス」っていう名前は古代ギリシアの単語で意味に所説あって謎な感じ。
中国では「南極老人星」と言って長生きできる星とされているそう。この「南極老人」は神様?仙人様として色んな物語に出てきています。
ちなみに七福神の「福禄寿」と「寿老人」は「南極老人」の化身と言われてます。
調べてると西洋より東洋で特別扱いされているようなイメージが強かったな。
カノープスの見つけ方
カノープスが見つけにくい理由は地平線にめっちゃ近いから。
でも3つのポイントおさえつつシリウスから目線を下げたところにカノープスが見つかるかも!
ポイント1:地平線近くが見える場所をさがす
地平線ちょい上に見えるならば、地平線が見える場所をさがすのが必須。
海岸とかのイメージが大きいかもだけど、ビルの高層階とかでも見晴らしが良ければOK。
(スカイツリーだとどう見えるのかしら。。。)
ポイント2:南中時刻を知る
南中時刻とは一番空高く星がいる時のこと。少しでも地平線より高い位置にあるほうが、当然見つけやすいですよね。
南中時刻に南の方向を向いて地平線近くを探す。
シリウスを目印にするのが良さそう。
南中時刻のめやすはコチラ → 2017年カノープス南中時刻
ポイント3:南半球に近いほどよい
カノープスはもともと南半球でよく見える星。
つまり南にいくほどよく見える。
沖縄 → 福岡 → 京都 → 東京 → 福島
この順で高度が下がり見えづらくなる。
福島北部より北になると地平線より上にあがってこないので見ることができません。
それを知ると日本って細長いよねーって思う。
同じ日本でも、北海道と沖縄の空の配置って全然印象が変わるんだろうな。。。
りゅこつ座の情報もおさえてみる
カノープスはりゅうこつ座という星座の1番明るい星です。
2等星も3つあって紡ぎやすい星座。
しかも南天のプレアデスともいわれる星団があったり、オリオン星雲よりも明るくて大きいイータカリーナ星雲もある。(プレアデス星団の別名はすばる)
明るい星は多いわ、星雲・星団は見れるわで南半球では代表的な星座の1つのようですね。
あと有名な話でいうと、もともとはアルゴ座という星座でした。
それがデカすぎるので分割して「りゅうこつ座」「ほ座」「とも座」にしたとか。
ちなみにこの「アルゴ」ってギリシア神話に出てくる大きな船です。英雄たちが黄金の羊の毛皮を探す冒険に出るために建造された船で、乗組員の中にはふたご座のふたごちゃん(カストルとポルックス)もいたみたい。
カノープス自体は東洋での「南極老人星」のイメージがとっても印象深いけど、星座として調べると南半球の人たちが見上げる星座としての印象強さにガラっと変わるのね(๑ ́ᄇ`๑)
まとめ
星は地平線に近いほど見えにくくなります。
それは街明かりとか大気の状態の影響をモロに受けるから。
でも関西の都心部で「見つけたー」っていう報告も聞くのでチャレンジし甲斐のある星かも。
南半球に住む人たちが見上げる星座。
その1部分でも自分の目で見ることができたら何だか不思議な気持ちになりそう。
2月はカノープス推進月間です。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
うららん(@uraright ) でした!
カノープスを探すにはシリウスから
1番明るい星【シリウス】を知ろう。見よう。
日本で見やすい星の明るさランキングはこちら。
お家から見える1等星☆明るさベストテン!!
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