4月15日: blood moon (赤い月) のウソ!ホント!

あ、こんにちは!宙ガールブロガー うららんです( ´ ▽ ` )ノ

今日は皆既月食でBlood Moonという赤い月が見れるよ~っていうツイートが、
とっても拡散しているので、ちゃんとした情報を書いておきますね。

目次

4月15日:日本では完全な皆既月食は見えません

4月15日、月食は起こります。
時間は下記の通り。

皆既食の始まり 16:06
食の最大    16:45
皆既食の終わり 17:25

日本で月の出る時間帯は、だいたい18時すぎます。

皆既月食は、日食と違って 月が全く見えなくなることはありません。
食の最大の時は赤銅色になります。

そんな食の時間帯、お月様は地平線の下・・・
つまり赤い月は見れねえっす。。。

【月食の過程】

欧米ではルナティックだとか狼男・吸血鬼伝説があるようにお月様に対してちょっと狂気じみたイメージがあったりするから、Blood Moon(血染めの月)って海外では言われてるのかなって思っちゃう。

とはいえ、月を愛でる日本でも古来は日食や月食は悪いイメージだったよね・・・月蝕とか書いたりするぐらいだし…「蝕む(むしばむ)」なんてイメージ良くない漢字やし。
 

東日本で部分食が見れる。。。かも

部分食といって、月の一部が欠ける現象は下記の時間なんです。

部分食の始まり 14:58
部分食の終わり 18:33

月の出が、食の終わりよりも早い地域だと、少しの間だけ部分食が見えるかも。

当日の月の出時刻
札幌 18:17
仙台 18:12
東京 18:14
京都 18:30
福岡 18:50
那覇 18:54

部分食であっても、西日本から以西はアウトですね。とはいえ、地平線や水平線が見えるような場所じゃないと、東日本でも観測は厳しいかと思います。

月の出の15分以内には部分食すら終わっちゃいますね。
 
  
 

惑わされるな!赤い月!!!

赤い月といえば、月食じゃなくても月が赤くなることがあります。

下記の写真は、3月のとあるお月様。

月や星は、高度が低いと赤っぽくなることがあります。
それは、大気の影響による光の散乱のせい。
夕陽が赤くなるのと同じ原理です。

もし15日に「あらやだ!月が!赤い!!」って見えたとしても、それは月食ではありません。
大気の影響で赤くなってるだけです。

それはそれで、「おお!」と思って写メっておきましょう。

 結論 

日本で皆既月食を観測できるのは、2014年10月8日。
秋まで待てば拝めます。

その日まで楽しみに待っておきましょう。
私は、写真撮ってやるといまから全力でみなぎってます(早すぎw)

もしくは、東日本で欠けながら出てくるお月様を探すのも面白いかもですね。
その時は、月の出が見える開けた場所で。

今回はインターネット中継で我慢だ!!


  

うららん( @uraright ) でした!

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