あ、こんにちは!宙ガールブロガー うららんです( ´ ▽ ` )ノ
先日記事にした、月・火星・スピカの競演。
写真に撮りましたので、撮り方を交えてお話ししますね。
目次
月・火星・スピカの3ショットが見える空
2月20日から21日へと日付が変わる頃。
窓からお月様が見え始めました。
この日のお月様は22時半すぎに出てきて、我が家の窓から見え始めたのが24時頃。
そのころには、電信柱の上ぐらいに見える赤いルビーのような火星と、その右隣に並ぶ青白い宝石のスピカ。
それを追っかけるように昇ってくる半月より少し太いお月様。
お月様の明るさでスピカは少しかすみ気味。。。お月様の輝きの強さを改めて感じます。
ランデブー写真の撮り方
撮影場所は、住宅街の中にある自分の家のベランダです。
使用機材コチラ
・Canon EOS kiss X50
・TAMRON AF 70-300mm F4-5.6
・SLIK 三脚 F740
・レリーズ
今回、マニュアルモードで下記の設定をしました。
レンズは一番広角の70mm
F値 4
ISO 1600
WB オート
ピクチャースタイル CREAL
※ピクチャースタイルはCanonの一眼レフカメラの シャープネス ・コントラスト ・ 色相 ・ 彩度を調整する機能です
シャッタースピード 2~4秒で適当にスピードを変えながら20枚ほど撮影しました。
私は色温度(ホワイトバランス)をガッツリ青くして青い星空で撮るのが好きです。
今回はそのバージョンも撮ってみたんですが、火星の赤みが弱くなったのでオートに変更。
(これはホワイトバランスを蛍光灯にして青くしたやつ)
2~4秒で写真を撮ると、お月様が眩しくてゴーストという光の輪や玉が発生します。
秒数を減らすと星が映らなくなるし、増やすとゴーストが出まくる。
このバランスが月と星のランデブー写真を撮るときの難点。
ゴーストがおこらないようにシャッタースピードをいじってみたり、お月様の中にゴーストがくるようにカメラを微調整して動かしてみたり・・・
で、カメラを動かして微調整すると今度は、火星とスピカがフレームからどっかいっちゃうし・・・
寒空の中、そんな戦いをしていました。
(しかもベランダだったので、薄着で・・・カラダ冷えた・・・orz)
結論
お月様と星のランデブーは写真に撮るのも楽しいです。
でも、肉眼で見るのがもっと楽しいです。
普段は見つけにくい星でも、お月様の近くって言うと探しやすくなります。
自分の視界のなかに、衛星である月・惑星である火星・恒星であるスピカ。
それぞれ違った星たちを1つの視界に入れる・・・
立場は違えども、輝きを放つ姿には元気をもらえます。
自分も明日はどんな役割であろうと全力で輝こうかなって思える。
そんな気持ちで見上げてみるのもアリですよね。
お月様は欠けながら昇る時間が遅くなります。
でも、スピカと火星は明日以降も同じ時間・同じような場所にいます。
ぜひ、見上げてみて下さい。
うららん( @uraright ) でした!