8月後半は「星空」というより「人類が宇宙へ!」的な楽しみが盛りだくさんでございます。
まずは、人類が宇宙空間で暮らしている唯一の場所。
そのISSが肉眼で見れる時期がやってきました。
ISS自体は光ってなくて、太陽光を反射してキラアアアアンって光ってる姿を見ることができます。
見え方は飛行機みたいな感じ。
飛行機と違うのは、赤いランプが点滅していないこと。
本当に金星みたいな明るい星が スーーーーーーーーーーーっと動いている感じです。
他の星よりも近いから、当然、近くに感じます。
でも、あそこは無重力の宇宙空間。なのに人がいる不思議。
宇宙をとっても身近に感じる素敵な時間です。
【スケジュール】
8月22日(木) 20:05~20:11 北北東
8月24日(土) 20:04~20:11 北東
8月25日(日) 19:15~19:22 北東
8月26日(月) 20:03~20:09 南西
8月27日(火) 19:14~19:21 南西
※情報測定地点:大阪
おそらく土日がイイ感じで見えそうです。
【観望のしかた】
スケジュールの時間帯に記載のある方向に体を向ける。
空をキョロキョロする。
ISSの飛ぶ速度も飛行機みたいなものなので、
指定された方向あたりをきょろきょろ探していたらすぐに見つかります。
明るさもかなり明るいので、都会のど真ん中でも余裕で見つけることができます。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
[宇宙兄弟より]
8月27日には「イプシロンロケット」というロケットが打ち上げられます。
こ の ロ ケ ッ ト が す ご い ら し い!!
次世代ロケットと銘打ったイプシロンロケット。
高性能かつ低コストを実現し、ロケット打ち上げをもっと手軽することを目指している。
そうすれば、宇宙への敷居が低くなるでしょ?ってことだそうです。
このロケットって人工知能搭載してて、人が点検してた部分をロケット自身が点検できるようになったそう。
人が点検すると膨大な人件費やら時間がかかってたのが削減できるし、ネットワークにつなげばパソコン一台で打ち上げ可能になるんだってさ!
今までロケット打ち上げっていえば、たっくさんのデッカイ機械やら、技術者がたくさんいて・・・っていうイメージだったのにノートパソコンひとつで制御ってなにそれ!スゴイ!
他にも打ち上げの点検や組み立てを簡素化したそうです。
今まで発射台にロケットを組み立て始めてから打ち上げまで2か月ぐらいかかってたのが、1週間で出来るようになったんだって。
どんだけコンパクトにしたのさ・・・
でも、そういうのって日本人得意そうだよね。
ロケットに積み込むのは、世界初の惑星を観測する宇宙望遠鏡:SPRINT-A。
搭載されるのが宇宙望遠鏡ってカッコイイ!
金星、火星、木星の謎を解明していくんだって。
金星・火星って地球と兄弟みたいな惑星って言われるけど、環境にとっても差があるのはナゼなのか?とか解明されちゃうのかな?
ロケットも搭載される衛星も何だかスゴそう!
うまく打ち上げられますよーに!!
空を見上げて、見えるものは自然が作り出したものだけじゃない。
人の努力の結晶を見ることが出来たりする。
そんな人の努力が宇宙空間できらめいている姿に元気をもらったりします。
だからISSを見るのは好きだし、ロケット発射にもワクワクしちゃう。
子供たちにもそういうワクワクを伝えたいなって思う今日この頃なのでした。
うららん( @uraright ) でした!