自分の手でプラネタリウムを作る

年に1~2回開催する人気プログラム。
ボックスプラネタリウム工作とは?

工作とプラネタリウム解説で作る、親子で楽しむ星空空間のご紹介です。

自分の手でプラネタリウムを作る

ボックスプラネタリウムは、お友達のじゅんかさんがデザインした自分で作るプラネタリウム投影機です。

ピンホール式という、穴から光を通して壁に投影するアナログ投影機です。じゅんかさんがデザインした、オシャレなデザインは大人気です。

工作準備をアップデートしました

工作はとてもシンプルです。

  • 型紙をはさみできる
  • 星の部分に穴をあける
  • 両面テープで貼り合わせて立体にする

この3行程だけ。

穴をあける道具は、手作りです。
未就学児も参加するため、目打ち・千枚通しを使うのは避けています。

そのため今までは、割り箸と画鋲で対応していました。

今回はアップデートということで、画鋲の代わりに釘を採用!
釘はさまざまな太さがあり、プラネタリウムに最適な穴があけやすいのです。

ただ改善点はあるので、それは次回までになんとかします。

「安全性のためには、試行錯誤ですよね」
「失敗して改善してが大事ですよね」

難点があった部分に対して、保護者の方に頂いた言葉です。
ご理解いただけて、共感して下さったことがとても嬉しかったです。素敵な保護者が多い・・(嬉

壁一面の星空

工作後はスタジオを暗くして、点灯式をやります。
いつも「おお~」という喜びの声があがる瞬間です。

今回は釘で穴をあけたことにより、星がしっかりと壁に映るようになりました。

そのため、みんなのテンションが爆上がり!
天井や壁だけでなく、足元にも星を映したり楽しそうに星を散りばめていました。

いつもはすぐに電気をつけるのですが、星の映り方をたくさん試す子供たちの姿に電気がつけられなかったです。理由は、釘を採用したことにより、星にあける穴が大きくなり、光の通りが良くなり、くっきり投影できたから。

スタッフの女の子と「この後のプラネタリウム解説やめて、これで遊んでる方が楽しいでは・・・」と話すほどでした。

アップデートがピッタリとハマりました!

参加者の声

7歳
7歳

めっちゃ楽しかったです。

またやりたいです。

8歳
8歳

ちょっとむずかしかったけど、星のことをいっぱいできてよかったなあと思いました。

楽しかったです。ありがとうございます。

12歳
12歳

昔習った星座を見て「この星座ってこんな形なんだ」と思ったものがいくつもありました。

私は、星座の神話が割と好きなので、その話の人物の星座を調べたいです。

穴をあける作業、確かにストレス発散になりました。他のプラネタリウムも見たいです。

保護者
保護者

穴をあける作業をあきらめず、自分で全てできたので成長を感じました。

プロジェクターで見た宇宙はとても素敵でした。これからは星座を見る時間を作って、今日教えていただいたことを参考に楽しみたいと思います。ありがとうございました。

保護者
保護者

工作はとても集中して取り組んでいました。最後のプラネタリウムも想像力をかき立てられ、

とても楽しめました。ありがとうございました。

工作の後に、スタジオの壁一面に星を映し出しました。
通常プロジェクターで行う、プラネタリウムです。

おわりに

プラネタリウムは「プラネット(惑星)」と「アリウム(見る場所)」が合わさった造語です。(投影機そのものをさすこともある)

星を映し出せる場所は、どこでもプラネタリウムになります。

科学館などに行くだけでなく、おうちで灯して楽しむこともできる。そこから本物の空を見上げてもらえると嬉しいなと思います。

今回、教えた星座は「オリオン座」だけ。おうちに帰って、オリオン座を見つけるのが目標です。

1人でも多く、オリオン座を見つけられますように。