毎年9月に開催している天体観望会。
タイトルは「天体望遠鏡で月と星をみよう」
場所は北神戸田園スポーツ公園
2016年に初めて開催し、今年で8年目です。
ちょうどキックオフしたので、開催までの道のりを日記的に書いていこうと思います。
誰かの、何かの参考になれば幸い
目次
さあ、はじめよう
GWあけてすぐ、公園の方とキックオフ打ち合わせをしました。ここからがスタートという感じ。
この時期にキックオフをするのは、公園さんの広報誌と助成金の締めきりの関係。今年もメイン球場を使わせて頂くため、日程自体は2月頃には決定していました。
やりたいことの「根本」は変わらない。
図鑑や動画で知識として知っていることを、リアルに体験してもらうのが目的。
神戸市内で1番星が見える施設と言っても過言ではない、北神戸田園スポーツ公園 (通称:でんスポ)
そんな暗くて広い空を眺める空気感
望遠鏡を通して見るまぶしい月や星のリアル
画面越しに見たことのあるものを、「リアルで見る」という体験が、どれだけ人の好奇心を刺激するのか。
そこにとても興味がある。
コロナ禍で、オンラインがとても発達したけれど「リアル最強」は変わらない。
そんな自分の好奇心のもと、あれがしたい・これがしたいと毎年色んなコトを言い出します。
ほんと毎年色んなこと言い出すの・・・私・・・
星空案内人の仲間だけで、これだけの規模を開催することは不可能。ましてや球場を使うなんて、断られる方が普通だと思う。
そんな私のとっちらかった想いを汲み取りながら、協力してくれる公園側には感謝しかないです。そして楽しくサポートしてくれる、星空案内人の皆様にも大感謝です。
キックオフ議事録
観望会キックオフといいながら、話したことは9月観望会だけではありません。
7月 コルキットスピカ望遠鏡工作
8月 流星群キャンプ(メイン球場)
国立天文台望遠鏡キット工作
9月 観望会
キャンプは公園側の負担が他よりも大きいので、いくつか持ち帰り検討をお願いした。キャンプ場ではないからこそ「プレキャンプ」を楽しむ場としての活用してもらいたいねっていう話。
その中で流れ星いっぱい見れたら最高。
望遠鏡工作は、去年同様2回開催で決まり。
見積もりや在庫をメーカーに確認して、モノが入手できるか確認が私の持ち帰り事項。(モノが入手できないと、開催できないから)
夏休みに望遠鏡を作り、9月観望会に持ってきて使って見て欲しい。
そして10月の月食に備えるワークショップをやりたい。そんな流れ。
観望会についても、色々と意見交換。
こうしたら、ああしたら。
あれやりたい、これやりたい。
これ任していい?
これお願いしたいです!
助成金はこんな感じで申請していい?
そんなことを、あれやこれやと話しまくる。
立場が違うからこそ、違う視点の意見がもらえる。とても大事なことなんだけど、侃々諤々と話せる方だからこそ、感情的になることがたまにある。
反省。超反省。
意見をどう活かすかは、これからの話。まずは私たちがどちらの方向を向いているのかを確認する作業でもある。
そして広報誌を作る上で、必要情報は何か?
先に検討・調整しておくことは何かを共有しておく。
これに加えて、「モデルロケット」ワークショップをやりたいという話もしだす始末。これは通常ワークショップと違って調整ごとがとても多いのです。
モデルロケットは、火薬エンジンを使って高さ40Mまでとばすことのできる工作ロケット。
モデルロケット打ち上げには、広い敷地が必要。
それに火薬を使うため、安全性はとても大事。
試射の場を設けて、安全性を見てもらうことにしました。
そして市の施設なので、ちゃんと市にお話を通して下さいました。そうやって筋を通すところが、信頼できるなといつも思う。
安全性のチェック、市の許可、物の手配が整うことが必要。
公園の方とともに、ひとつひとつクリアしていきたい。
ここまでの話で3時間弱。
よくもまあ、ブレスト入りながらで話がまとまるな、、、
我らスゴすぎると自画自賛した日でした笑
持ち帰ってやること
公園側にもいくつか検討事項を持ち帰ってもらいました。
わたしの方も、5月中にやること多数
・広報誌用の文章検討
・広報誌用の告知動画作成
・観望会用の助成金申請のための提出資料作成
・工作望遠鏡キットの見積もり・在庫確認
・モデルロケットのキット・エンジン入手
・機材協賛の依頼
これらを、フルタイム勤務と子育ての合間にやる。
うまく時間を作って進める必要があります。
それらを1つずつこなしていくと、見え始める景色がある。そこから目的達成のために新たなアイデアを出し、詳細をつめていく。
今年も始まったぜ!って感じ。
早く、でんスポの広い空を魅せたい。
こんな感じで、日記的記事を積み重ねてみようかと思う。
今年はどんな夏・秋になるんだろう。
たのしく。たのしく。
その「たのしく」がスタッフにも伝染し、来場のみなさんにも伝染しますように。
そのためには、私自身が「100%たのしく」ないとダメだから。そこは妥協せず愚直に行きたいなと思うなどする。