ただの科学教材ではなく、自信をもつキッカケとしてのモデルロケット

モデルロケットを打ち上げワークショップをやるために、北海道で「UEマイスター」というライセンスを取ってきました。

時速200km、高さ40mまであがる工作ロケットです。

モデルロケットを知ったのは、リアル活動をはじめる前だったと思う。Amazonで取り寄せ、息子と作って飛ばしたことがあります。
当時、何も分からず「すご、、、」とインパクトだけ残った感じでした。

それから、観望会や色んなワークショップをやるようになり。色んなチャレンジをし、色んなコンテンツに出会いました。

モデルロケット飛ばしたい。

何となく考えてはいたものの、ライセンスやキット手配のことを調べていると開催するには厳しくて手が出ませんでした。

ある時、植松電機のホームページを閲覧。そこにはUEパートナー制度というものがありました。開催ノウハウの提供、キット手配などのサポートもある。何より尊敬する植松さんの所で学べる。。。

なんで急にホームページみたのか覚えてないけど、これがご縁か、、、と思った。

北海道という遠方での1日講習。
前乗り必須、講習の日に帰るにしても夜遅くなる。

家事、育児、仕事、そして自分の体力と相談しながら。でも「これは行きたい」と思い調整しました。

そしたら、ソラ仲間なママンが同行してくれる事になり。超心強く北海道に向かうことができました。


北海道、、、植松電機の空は広かった。
そして写真で見たことあるものを、実際に見ると感動!

講習では、安全性や打ち上げ時のポイントを学びつつ、実際に工作し、飛ばして「経験」しました。

工作時の子供達のサポート、安全性や打ち上げの時に必要なこと、、、たくさん学びました。

チームに分かれて、1人3回ずつ打ち上げ。
必要な役割を持ち回りで経験し、
何に時間がかかるのか、
何に気をつけなければならないのか、
風を読むとはどういうことか、、、

限られた時間の中で、最大限知ることが出来たと思います。
やっぱりやってみないと分からないこと多すぎる。

そして、参加者の皆さんが本当に楽しそうに学んでいて。この「楽しそうに」という雰囲気を作ることがとても大切だろうなと思いました。

星空案内人のお仲間もええ人ばっかりやけど、ここもほんまそんな感じで嬉しかった。

さて、このモデルロケット。
「子供達の自信につながる」教材としての想いが植松さんの中に込められているそうです。

だから、基本は教えない。自分で考えてやってみる。
宇宙パラシュートと考え方が似ている気がします。

自分で考え、自ら手を動かして作り上げること。
そうしたロケットが時速200km、高さ40mまで打ち上がる姿はきっと「自分で、できた、、、」と自信につながる、インパクトの強いものなのだと思う。

そして「自信につながるため」には、ロケットが低学年でもしっかりと作れる設計であることも大事。キットの中には、そうした工夫がつまってる気がしました。

子供達が自分でリカバリできそうな失敗はさせる。
リカバリできない失敗はさせないように、大人が工夫を凝らす。そんな風に感じました。

自分の活動コンセプトに加えて、植松さんの想いも広げていけたらと思ってます。

まずは、打ち上げ許可の調整とエンジンの確保。
子供向けにやる前に、スタッフ候補の方々に向けてワークショップしておきたい。「経験していること」の大切さを今回ものすごく実感したので。
(やりたいと思う人けっこういる思うし)

開催に向けて、1歩ずつ進めて行ければと思います。

【植松さんを知ったキッカケの動画】