【失敗を知って、乗り越えたモノなら、それはイイモノだ】(by宇宙兄弟)
親は教えるの禁止!
子どもが拗ねても耐えて見守る「親も修行されられる」ワークショップ「宇宙パラシュートを作ろう」を開催しました。
文字のない設計書をたよりに、パラシュートを作ります。
指導時のポイントは
・自分で考えて手を動かす
・失敗をたくさんする
何個も作れるように、何度でも作り直せるように材料は大量に用意しています。
ポリ袋を八角形に切り、ひもをつけ、おもりをつけるだけのシンプルな構造。そのシンプルさ故に失敗に対するフトコロが深く、工夫も無限大にできるのがおもしろいところです。
多くの子は、最初の20〜30分は戸惑います。「え・・どうすれば・・・?」みたいな。でも要領を掴むと、急にもくもくと手を動かし始める子供たち。。。そして、みんな1個は必ず作りきります。
うまくいかずに泣き出したり、拗ねたりする子も出てくる。そういう子をどうするか、、、いつも考えてしまいますね。難しい。小1~2年生あたりまでの子が大変かな。
自分のお子さんが拗ねても、親が作ったら意味が無い。親御さんには、根気よく向き合ってもらっています。自分も親だから分かるけど、ほんと忍耐必要。
八角形になるはずが、四角になったり、ミッキーみたいなカタチになったりすることも多数。それでも作りきってもらいます。それでも投下する事が可能だから。
そのあと、2個めで八角形にしっかりと作りきったりするので、子どもの能力ってすごいなーっていつも感じます。
正解を作りきることを目的としないワークショップ。主催・講師である私もいつも学びが深い。
今回、スタッフとしてサポートしてくださった方が「こんな不思議な体験ができる教材は初めて!」と言ってくれて嬉しかったです。
私ものれん分けしてもらった立場だけど、いっぱいのれん分けしていけたらいいなと改めて思います。