プロ野球が行われる球場で、流星群を愛でるキャンプを開催しました。
そのレポートです。
目次
球場で寝ころぶ非日常を
私が活動拠点にしている、北神戸田園スポーツ公園には大きな球場があります。
オリックス二軍の本拠地だったこともある「あじさいスタジアム」です。プロ野球ができるほどの球場は、広く、人工芝も美しい。
周りに高い建物も山もないので、空が本当に広いのも個人的にポイントが高いです。神戸市内にあるけれど、都心から少し離れており天頂は4等星ぐらい見える感じ。
空の条件が良ければ、天の川を写真で残せるんじゃないかな・・・
スポーツをするための場所で、テントを広げる不思議な体験。そして流れ星を探す。そんな非日常を堪能するイベントです。
広い空で流星群をさがす
球場の人工芝を傷つけてはいけない。
だから普通のキャンプ場にはない制約がたくさんあります。火気厳禁、ペグ打ちの禁止など・・・
目的は流れ星を見ることだから、22時頃にチェックインしてもらうという遅さ。それでも満員御礼でよかったです。
そして来場者のみなさんのマナーがとても良かった。
受付をし、テントをたてる。
テントをたてている間、子供たちは「星の案内所」と呼ばれる、星のソムリエのいる場所で星の話を聞いてもらいました。
空へのわくわくが広がったところで消灯。
うまくカウントダウン消灯ができました!
消えたら見上げると天然のプラネタリウム。
月を出発し、木星、土星、夏の大三角を案内する…みんなでちょっとした星空さんぽを楽しみました。(マイクで解説したってことね)
あとは各自で流星群を自由に探す!
子供たちは平均5個程度、流れ星をみたようです。大人で15個ほど見れた人も!
星の案内所で月のまぶしさを知る
星の案内所では、天体望遠鏡メーカーのビクセンさんから機材協賛として双眼鏡をお借りしていました。
今回は望遠鏡なし。
かわりに双眼鏡を楽しんでもらいました。
双眼鏡で星空を見る体験をされた方々は「え?これで星が見えるの?」と驚かれていました。
そして月を見て「まぶしい〜」って。
月や星のまぶしさって映像では表現できないと思っています。実際に自分の目で確かめるしかない。流れ星もそう。
リアルでしかできない体験。
それを感じて欲しいって、いつも思います。
子供たちは、何度も星の案内所にきて、双眼鏡のおかわりをしていました笑
双眼鏡も流れ星も、クセになってもらえると嬉しい。
元気な子供たちを楽しく受け入れてくれる、星空案内人のスタッフお2人に本当に助けられてます。
今回、サポートして下さった星空案内人スタッフ2名。昔からずーっとお世話になりっぱなし。
それぞれの得意スキルが違うので、良い意味で補完し合えている気がしています。本当にお2人いたから、あれだけ子供たちが星の案内所に集まってきたんだもの、、、
いつも本当にありがとうございます pic.twitter.com/sP4lHHo9id
— うららん@宙ガールドットコム編集長 (@uraright_blog) August 13, 2022
キャンプイベントは時間がゆっくり流れます。
星の案内所では参加者の方とゆっくりお話ができたのも良かったな。。。
まとめ
広いけれど整備され、シンプルな球場は以外と安全なのかなと思いました。
人工芝は裸足で走り回れるし、テントから星の案内所まで夜中子供たちだけで来ても問題がない。(センターからレフトに来るだけだし)
夕方、ゲリラ豪雨があったのに人工芝乾いててビックリしたし。
コロナ関連で大変な状況の中、尽力していただいている公園職員の皆様には感謝では足りない。本当にありがとうございます。
スタキャン運営の大半は「キャンプ運営」で、施設の方の多大なご協力があって実現したイベントです🏕
ふつう球場で⛺️やろうぜ!なんてOKしてくれない思う。
そこを「だったらこうしてみれば」と一緒に作り上げて下さったことで、たくさんの子供たちが流れ星が見る経験ができた。感謝では足りない。 pic.twitter.com/gPzvY9IlF7
— うららん /宙ガールドットコム/WhitePiece (@uraright_blog) August 13, 2022
球場でオールナイトで流星群をみる。
一番最初に話があがったのは6年ほど前だったと記憶しています。そのときは夢物語だったけれど。
コツコツ行動していると、夢物語も現実になることがある。それは行動していることで引き寄せている(気がする)ご縁や出会いがあるから。
運命の出会いってあるんじゃないかな。
大切なご縁、出会いがたくさんあり。
それが活動につながり、星を見上げる人が増える。
「星を見上げる」意識づけができたら、あとはみんな自然と見上げてくれるんじゃないかなと思う。
そのきっかけの1つであればいい。
そしてそれで笑顔になる人、癒される人が増えるといいなと思います。
空はいつもそこにあるけれど。
慌ただしくすぎる日々の中では、見上げる余裕がないこともきっと多い。でも1度気づいてくれたら、意識しやすいと思うのです。
そのための「場」はとてもとても大事。宙を感じることを「特別な時間」から「あたりまえの時間」に。 pic.twitter.com/Ency25d94S
— うららん@宙ガールドットコム編集長 (@uraright_blog) August 15, 2022
そして、ほんとーーーーに晴れて良かった!