国産ハイスペック工作望遠鏡「コルキットスピカ」を工作し、使い方を学ぶワークショップを開催しました。
開催レポです。
目次
天文ファンも愛用する工作望遠鏡
コルキットスピカは紙製の筒と、レンズで構成されている工作望遠鏡。
小学校高学年が1人で作れるレベルで、星空案内人の講習でも使用されます。
ネットで数千円の望遠鏡買うくらいなら、コルキットスピカを推します。それぐらい良い製品なので、子供たちのファースト望遠鏡にはピッタリ!
はじめて望遠鏡で宇宙をのぞいたガリレオ
私が工作ワークショップをするときは、最初に座学を少し盛り込みます。ちょっとした「へえ〜」を持って、作ってもらいたい。
今回は、400年前に初めて望遠鏡を空に向けたガリレオのお話。ガリレオ衛星、金星の満ち欠け、月のクレーターなどを発見したのがガリレオ・ガリレイ。
コルキットスピカは、ガリレオが作った望遠鏡と倍率が近く、性能は上なのです。ガリレオの発見を追体験をしてもらえたら良いなと思って座学を組み立てました。
大事なのは使えるようになること
本ワークショップで大事なのは、作りきることではなく使えるようになることです。
いきなり暗いところで望遠鏡を扱うことは難しい。明るい時間帯に操作に慣れないと使えない。
望遠鏡の操作は正解がわかりにくい、それが望遠鏡をお蔵入りさせてしまう原因だと思っています。だから、その正解はワークショップ内で覚えて欲しいと思っています。
そう。僕は5歳の時から天文部で光学が専門の父と一緒に星をみて育ったから、望遠鏡の操作はベープマットのレベルで当たり前だったんだけど、妻が小さい頃に望遠鏡を買ってもらったが一家の誰も使えなかったので無用の長物と化したというエピソードを聞いてそういうハードルがあるんだと気付いた。 https://t.co/SFc4WGCu6S
— Hiro Ono / 小野雅裕 (@masahiro_ono) August 30, 2020
参加者のお声
今回も素敵なお言葉がたくさん。
同伴の親御さんも一緒に楽しんでもらえてるのが、うれしいです。
まとめ
私の活動指針は「好奇心を刺激すること」です。
なにかを学ぶ、知識を得るというよりは、体験を通して「おもしろい!これから知りたくなった」と思ってもらえたら成功かなと。
ここから宇宙・天文の博士ちゃんが出てきたらすごいね。