コズミックカレッジを開催しました。
今月は「太陽系を旅して、図鑑カードをつくろう」というタイトルで新しいコンテンツでした。
どんなことをやったか?レポートです。
目次
太陽系を旅しよう
国立天文台が配布しているMitakaという無料ソフトウェアがあります。
Mitakaは天文学データや理論的モデルを閲覧するためのソフトだそうです。
マウスやコントローラーを使って宇宙空間を移動できるすごいソフトです。しかも無料・・・
解像度も良いので、プロジェクターを使って大きなスクリーンに投影しても美しいです。
そんなソフトを使って、太陽+8惑星+小惑星をたどりながら解説をしました。
低学年・未就学時の多いイベントなので、解説内容もゆるゆるです。
「水星や金星の昼は、ホットプレートや揚げ油より熱い」とか「天王星はオナラのにおい」とかそんな感じ。
身近に感じて親しんでもらえたらなと思っています。
小惑星を想像しよう
8惑星を一気に旅をすると時間がかかり飽きる。
そんななか、ちょうど良い位置にいるのが「小惑星群」
小惑星はいろんなカタチをしていて、発見したら好きな名前をつけることができる。
ここで「じぶんだけの小惑星づくり」をしてもらいました。小惑星の想像図を書くのです。
自分が見つけたら、どんな名前をつけるか?
どんなカタチなのか?
自分の想像力にまかせて、紙に書いていきます。
古代生物っぽいカタチの星、四季があったり細かい設定(自転周期とか)のある星、、、ほんとうに様々な小惑星ができあがっていきます。
みんな楽しそうに書いていたのが印象的でした。
書いたら、図鑑カードにコラージュしてカードの1ページが完成です。
タイヨウケイズカン
私がオリジナルで作成した図鑑カードです。
太陽+8惑星+小惑星があります。
表には美しいNASA画像、裏は星の説明。
シンプルなカードを最後に配布し、自分で作成した小惑星と一緒にリングで留めて完成です。
Mitakaで旅したときに話した内容と、図鑑カードの星の説明をリンクさせています。カード見ながら思い出してもらうと嬉しい。
まとめ
過去のコズミックカレッジでは「工作」がメインで、お話をすることが少なかったです。
バルーンロケットや宇宙パラシュートは作る行程から、学ぶことがたくさんある。望遠鏡も作ったモノから学ぶ。
しかし今回は「お話をきくこと」「自分で想像すること」がメインでした。初チャレンジはいつも不安だらけ。
でも感想をみて、楽しんで頂けたようで嬉しい。
親御さんの感想も、いつも丁寧でありがたいです。
私のコズミックカレッジに来るお子さんは、ガチな宇宙好きもいて、工作が好きだから…親が宇宙を好きになって欲しいから…1番好きなのは昆虫や古代生物…と、さまざま。
色んな「好き」をもつ子供たちの、興味ごとの1つになれば良いと願っています。
今後も続けていけたらなと思えたコンテンツでした。
いつも助けてくれるスタッフの女の子。
準備はほぼお任せレベルで動いてくださる、公園職員のみなさま。
そして、参加してくださるすべてのみなさま。
いつも本当にありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。