日本初のペンシルロケットの実物大ペーパークラフトを作ろう【コズミックカレッジレポート】

2021年ラストのコズミックカレッジはペンシルロケットクラフト工作でした。
しかも、人工衛星の実物大模型が触れる!!というスペシャル企画でした。

目次

ペンシルロケットをつくろう

ペンシルロケットという小さなロケットを紙で作り、ストローを使って飛ばすのが今回の工作。
JAXA宇宙教育センターの教材である「ペンシルロケットキット」を使います。

ペンシルロケットと同サイズなので、少し細かい作業が多い今回の工作。
小さい子は大人の補助がちょっと必要でした。

あと、すぐにピッと接着できる糊が良かったのかなと思っています。

誰のものか分かるように、胴体の部分に名前を書いてとお願いすると、ロゴっぽくしたり絵をかいたり個性豊かなロケットがたくさんできました。

そして何より飛ばすのが楽しそうだったよ。。。

ペンシルロケットとは?

ペンシルロケットというのは、戦後日本で開発された一番最初のロケットです。
小惑星イトカワのネーミングモデルとなった糸川博士を中心に開発されました。

小さいものから初めて、少しずつ大きくしていった日本のロケット。

これは動画が分かりやすいと思います。

人工衛星をしろう

ロケットは宇宙にモノを運ぶ輸送手段です。
その「モノ」の1つなのが人工衛星。

今回はロケット工作とともに、ロケットで宇宙に運ばれて活躍する人工衛星のことも知ってほしいなと思いました。
そこで大阪で人工衛星を開発しているプロジェクトである、ドリームサテライトさんにお越しいただきました。

人工衛星のことをお話しいただいたり・・・

モックアップ(実物大模型)を持ってきていただきました。
見るだけじゃなく、触れる!記念撮影もできる!

なかなか人工衛星に触れる機会もないし意識することも少ないので、ちょっとでの知るきっかけになれば幸いだなと思います。

「こんな小さいの!!」と保護者の方のほうがびっくりしてた感じもします。
ドリームサテライト様ありがとうございました!

まとめ

毎月コツコツとコズミックカレッジを開催していますが、リピートしてくださる方が増えました。
とっても嬉しいことです。

工作を作ることも楽しいけれど、ロケット系は飛ばすのが本当に楽しそうだなと思います。
飛距離や飛び方に対して工夫を重ねている子がいたりするのが凄い。

工作が好きだから参加して宇宙に興味を持つ子もいます。
人工衛星の話を聞いて「宇宙飛行士になりたくなった」という子もいます。

たった90分のイベントだけれど、誰かの何かのキッカケになれば幸い。
来年もコツコツと続けていきたいなと思います。