織姫と彦星はリアルに どれぐらい離れてるのか?【星と星の距離の求め方】

地球から織姫様:25光年
地球から彦星様:16光年
 
織姫様から彦星様まで:15光年
 
なんで織姫様から彦星様までの距離が分かるのか?
Twitterでギモンを投げかけたら有識者の皆さんが教えてくれました。
 

目次

星の距離は数学で解決できるらしい

 


 
このツイートに対して、頂いた回答をまとめました。
 


 


 


 


 
 
1光年を1センチとして図を描いてみると、計算要らないので分かりやすいですね。
 
数学的に考えると三角関数・余弦定理で算出になります。

宇宙規模のスケールも数学の公式にしっかりあてはまるんだなあ、、、と、のんきなことを考えてたのですが。。。
 
そもそも角度はどうやって出すねん??っていう新たな疑問がわいてくるわけですよ。
 

離角という角度

 
わたしから見た織姫と彦星のなす角度を「離角」といいます。
その時の織姫彦星の距離を角距離とも言います。
 
夜空を見上げて織姫を見る、ちょっと首の角度を変えて彦星を見据える・・・この時の角度を正確にはかったら・・・っていう話です。
 
この角度の求め方こそ、三角関数のサインコサインの範疇になります。
ここはもう素直に詳しい人に計算してもらうべきかなと思う。
(座標はWikipediaで参照できる)


(Wikipediaより引用)
 
角度を実測しなよ・・・ってツワモノ。。。

でも、実測用の道具(六分儀)がアンティークでかっこよすぎる件。


 


 
ちなみにこの「離角」って、惑星の場合は地球の中心から、太陽とそれぞれの惑星の角度のことです。

特に地球より太陽に近い水星・金星はこの離角が一定以上は広がらない。
その角度が「最大離角」といい、ほしぞら情報でみかける「東方最大離角」「西方最大離角」という情報に繋がってきます。

 

難しい話を、シンプルに分かりやすくするために

 


 
あまり数字が得意じゃない人や、まだまだそこまで習っていない子供たちにどうやってイメージさせるかって永遠の課題だなって思います。

こういう図形問題を「おもしろ」って思ってもらえると、数学が楽しくなる人も出てくると思う。
 
学生の頃に嫌々勉強していた分野がたくさんある。

でも、宇宙・星空に興味をもって色んなことを調べていくうちに、嫌々勉強していた分野に興味を持つ自分がいる。(物理分野なんて特にそう)
 
この公式をしっていれば、宇宙のこういうことが分かるんだよって
それこそ学生の時に知っておきたかったな。。。
 
だから、少しでもそういうことを子供たちに伝わることが出来ればなって思います。

がんばろ。