宇宙パラシュートを全国各地に広めたい!【賛同者のための場所を作りました】

宇宙兄弟で印象深い名言の1つに「本気の失敗には価値がある」があります。
それをを体現できる工作系ワークショップ「宇宙パラシュート」です。

そんな宇宙パラシュートの世界をたくさんの子供たちに体験してもらいたい。
そのためには工作の世界観を知ってもらい、情報を共有する場所が必要だと考えて「場所(Slack)」を作りました。

目次

宇宙パラシュートとは?

ふうせん宇宙撮影という分野でご活躍されている岩谷圭介さん。

その方が考案したのが「宇宙パラシュート工作」です。
ふうせん宇宙撮影において使用されるパラシュートがベースとなり、文字のない設計書をたよりにパラシュートを工作します。

紹介動画を見るのが分かりやすいかな。

身近な材料を使っての工作ですが、「モノづくり」において大事な要素が学べる意義深い工作です。

失敗の価値を知り、体感することの重要性

スペースX社をご存じでしょうか?
民間の宇宙開発をリードしているアメリカの企業です。

野口宇宙飛行士、星出宇宙飛行士を国際宇宙ステーションまで送迎してくれたのは、スペースX社の宇宙船でした。

技術の進化スピードが驚くほど速いこの会社。
短期間で高い技術力を身につけて、着実に開発をすすめています。

その特徴のひとつは、失敗を恐れない姿勢をもった社風にあります。

モノづくりを行う上で、まったく失敗せずに最初から完璧なものを作るのは不可能です。
失敗し、修正し。。。を繰り返していくことでモノは作り上げられます。

机上で議論に議論を重ね、検討に検討を重ねた上で素晴らしい設計書を書くことが悪いわけではないです。
ただ、失敗によって得られるデータには、とてつもない価値があるのです。

問題・課題は、設計時には気づけないことも多々あります。
「失敗」は、それらに気づき、改善するための最短距離なのです

そして新たな知恵、視点が得られやすい側面もあります。

人命など失敗したらダメなものや、無謀な失敗は良くないですけどね。
「価値ある失敗」の存在は知っておいた方が良いと思います。

宇宙パラシュート工作では「価値ある失敗」を体験することができます。
文字のない設計書から「自分で考えてやってみる」ことで、出来上がるパラシュートは失敗することもある。

・八角形のはずが、四角形になった。
・ひもの長さが変わってしまった。
・真ん中の穴の大きさがデカすぎた。

設計書どおりにならないことも多いです。
それでも作りきって、飛ばしてみた時にどうなるか?

それを自分の目で確かめることの価値を知ってほしいです。うまくいかなかった時に「なぜうまくいかなかったのか?」を考えることの重要性は大人の世界でも大事なことですよね。

「だから四角形より八角形なんだ」
「だからひもを長さはこの方がいいんだ」

宇宙パラシュート工作の存在意義は、そういった体験ができることにあります。
失敗をおそれずに「やってみる」体験は、人生において大事な要素なんじゃないかな。

Slackに情報を集約しました

「やってみる」「失敗を体験する」

これらを子供たちに経験してもらうために大事なのは「大人の役割」です。

スタッフや親御さんが、言葉や行動に気を配る必要があるのです。

・補助はするけど教えない
・自分でやってみることを促す声掛け
・見守りに徹する姿勢

とても大事な要素で、これがないと成立しません。
だから運営上で大事なことを共有する必要があります。

それらの情報をSlackというツールを使って集約することにしました。
色んな情報を詰め込んでいます

・設計書
・準備物
・声掛け事例
・開催報告
・質疑応答

Slackの情報をチェックすればだいたいのことが分かる。
そんな情報拠点にしました。

【Slackの画面ショット】

団体向けだけじゃなく、お家で子供とやりたい個人向けの情報場所も作っています。
この場所は無料ですが、登録に関してはTwitterのDMまたは、下記お問合せからご連絡を下さい。

お問い合わせ お問い合わせ

たくさんの方が「やってみるからはじめよう」を体験できますように。

宇宙パラシュートSlack:運営メンバーのTwitter

【宇宙パラシュート@豊橋】

【イワシロアヤカさん:sorashiro】

【宇宙メルマガTHE VOYAGE編集部】

【おがさわらなおこさん:宇宙の城】

https://twitter.com/naoko_spaceedu/status/1391669403171753991?s=21

【伊藤うらら:宙ガールドットコム】