「古代のロマン」を探すなら奈良だとは思っていたけど、天文に関わるスゴイものがあった!
そんな場所。
奈良県の山添村に行ってきたのでレポートします。
目次
山添村とは?
奈良県の北側、三重との県境にある村です。
名阪国道沿い。
神戸の私からすれば近畿道→西名阪→名阪国道のルートでたどり着きます。
平日だけど朝出発だったので、近畿道が混んだかな。
ちなみに今回、ガイドをしてくれた方と待ち合わせをしたカフェ。
清潔感あって、見晴らし良くて、ご飯も美味しいという完璧な場所でした。
古代人が地上に石で星図を描いた??
山添村に行った理由は巨石で天の川・夏の大三角を配置していると言われる鍋倉渓を訪ねるため。
カレンダーの無い古代人にとって、星の動きがカレンダーのようなもの。
星は私たち現代人が思っている以上に尊く、大事な存在だったと思います。
そして日本は八百万の神と言われるぐらい、万物を信仰の対象としてきた歴史がある。
巨石を信仰し、そんな神の宿る石で星を紡いだとしても不思議じゃないなーと思う。
この下には清流が流れているらしく、水の音がする。。。
花も美しい。
天の川を中心にデネブ、ベガ、アルタイル、そしてアンタレスといった夏の代表的な星たちが連なっています。
古代なので、全然違う星座線を描いていたと思うけれど、輝く一等星は今も昔も変わらないのだなって思います。
天の川&夏の大三角をゆっくり巡って2時間ぐらいのハイキングです。ガイドさんいた方が良いかも。。。
そしてコケ観察セットいる!
北極星として祀られている北斗岩は「トゥバン」という星をあわらしているそう。(疲れて行けなかった)
その時代の北極星は「ポラリス」ではなく「トゥバン」だったから。それだけで太古!!ってなる。
まとめ
今回、ハイキングをしていると巨岩はあちこちにあった。
風化して割れてしまったものも多いと思うけれど、ほかの星たちも配置してたんじゃないかと思った。
その当時と地形も変わってしまっている場所もあるかもしれない。
地震とかで石が動いてしまった場合も考えられる。。。
けれども本気で調査すれば冬の星たちや、ほかの星も見つかる気がしてならない。
それぐらいロマンあふれる場所だったな。
それにしてもマニアの方々の調査に期待していますw