プライベート天文台という聖地に訪問した話

テレビでご一緒した小川さん。

収録の時に「お越しください」と言ってくださったので、遠慮なく伺ってしまいました。

しかも家族をつれて(汗

プライベート天文台というもの

兵庫県にある小川さんの天文台は、車があれば生活するには不自由しない都会に近い田舎にあります。
周りが開けていて静かな場所。

自宅の隣にある小川さんの天文台の名は「星尋荘天文台」
星にモノを尋ねるという意味があるそうです。

伺ったのは夕方。まだ明るいころ。

私は昼間の星が見たいとリクエストしていたので、シリウスとベテルギウスを見せてもらいました。

ベテルギウスはさすがに見づらいけれど、シリウスはさすがの明るさでした。

20〜40年という長い年月しっかりとメンテナンスして大事に使っている望遠鏡4台があり、土足禁止だからココで流星群も見るそう。

そして、メインの大きな望遠鏡(の副望遠鏡)でもシリウスを見せて頂きました。
全自動で動く様は本当にかっこよい。

そして、安全性にもしっかりと配慮された作りに驚かされます。
自分のための場所だけれど、訪問した方のこともしっかりと考えて設計されていることが分かる。

小川さんが気遣いの方なんだなっていうのを垣間見た気がします。

ちょっとびっくりだったのが、バルコニーの溝。

これ東西南北にぴったりと合ってて、赤道義が置きやすいようにしてるんだって。

本当にこだわりがスゴかった。

天文台から伝わる人柄への敬意

星尋荘天文台にはたくさんの気遣いとこだわりがありました。
そして何よりも内装がスタイリッシュでスマートだったのが印象深いです。

廊下や階段にかけている写真の飾り方、リビングスペースにある銀河図パネル。
ソファやデスクもスッキリと統一されていて上品な感じ。

テレビ収録の時に小川さんにとって星は「人生そのもの」と言っていた。
その人生を楽しむための場所が星尋荘天文台であり、本当に星を愛しているのが伝わってきました。そして天文台の中に垣間みえる細やかな気遣いにお人柄を感じます。

その方が思いを込めて作ったこの場所は本当に聖地でした。

帰りに見た夕日が本当に美しかった。

また伺いたい。