カペラ(ぎょしゃ座)を見つけよう。知ろう。【冬の星の明るさナンバー2】

あ、こんにちは!
宙ガールブロガーのうららんです(*´ω`*)

冬の星座といえば、冬の大三角を形成するオリオン座・こいぬ座・おおいぬ座。
星で言えばシリウス、プロキオン、ベテルギウス、、、ついでにリゲル的な。

しかし、冬の夜空の高いところにとっても目立つ星があります。それがカペラ。

今回はそんなカペラに注目します。

目次

冬の空高くに目立つ星「カペラ」

家から見える1等星のなかで第4位。
冬だけで考えるとナンバー2の明るさをもつ星です。

【基本情報】

距離:42光年
星の色:黄白色
明るさ:0.08等級

「カペラ」「小さな雌ヤギ」っていう意味だそう。
しかもこのヤギが赤ん坊時代のゼウス(全知全能の神様)に乳を与えてたという神話があります。

木星(ゼウス)の育ての親・・・偉大すぎるヤギw

そんなカペラは太陽とほぼ同じ色をしているそうです。
調べると黄白色だけど見上げた時に黄色とオレンジの中間色っぽいイメージなので、太陽と同じ色っていうのは納得。

太陽を遠くから見たらカペラみたいに見えるってことだと思うと不思議な感覚になります。

ぎょしゃ座の1等星カペラの探し方

シリウスは少し低い位置にいるので、高い建物に遮られやすいです。
でもカペラはとっても高いところにのぼってくれるので見つけやすいし目立つのです。

シリウスとの色の違いが明確なので見比べて欲しいです。

12~2月の冬の時期、夜半に天頂付近を通ります。
空高くに首をぐいーーーんと上げた時に一番明るい星がカペラです。

冬の明るい星たちは体を南にむけて探すと見つかるんだけど、カペラはその中でもイチバン空高く・一番背面方向にあるイメージ
(ちょっと北側にあるってことね)

冬の始まりと共に一番最初に見つけることができる星なので、秋が深まる夜更けにカペラを見つけると「冬がはじまるよ~♪」って気持ちになる。

ぎょしゃ座の情報もおさえてみる

ぎょしゃ座のカタチは五角形。
1~3等星で構成されているので、比較的むすびやすい星座のひとつ。

星座イラストは小ヤギを抱いたおじいちゃんです。
御者とは馬車の運転手って意味なのにヤギ抱いてて意味不明・・・╭(°A°`)╮

昔はおじいちゃんとヤギは別の星座だったのが、1つの星座にしちゃったらしい。
明確な神話が存在しないし、所説ありすぎてどれを話すべきか謎な星座。

神話・星の並びとモチーフ・御者という名前が一致しない不思議な星座なのです。

まとめ

冬といえばオリオン座だったりシリウスだったりするんだけど、それらの星からちょっと首を左上に向けると見えるカペラ。
明るくて目立って、あたたかみのある色をした星です。

キンッキンに冷えた寒空にはシリウスのような白くギラギラした星が似合うのだけど、晩秋の冬の訪れに似合うのはカペラだと思ってる。

星座的にはちぐはぐ、ひそかにゼウスの育て親っていう不思議な光をぜひ探してみてくださいね。

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