国際宇宙ステーションの観測方法を教えます!(きぼうをみようの使い方)

あ、こんにちは!
宙ガールブロガーのうららんです

国際宇宙ステーションはたまに肉眼で見えます。

そしてそれは予定が秒単位でキッチリわかるんです。今回はその観測方法をお教えします。

目次

国際宇宙ステーションを観測する3つのステップ

国際宇宙ステーションは通る軌道があらかじめ決められています。
予測情報はJAXAのきぼうをみようというサイトで調べることができます。色んな理由で軌道修正かけたりする場合もあるので、予測情報として掲載されているのは1週間分ぐらいかな。

観測するためのステップはこんな感じ
1:きぼうをみようで観測予定を知る
2:観測のための予定合わせと場所選び
3:観測する

場所選びって書いているけど、肉眼で見える国際宇宙ステーションはとっても明るいので都会のど真ん中でも大丈夫。
気にしないといけないのは建物で遮られないかどうかです。

後でのべる仰角・方角を確認して場所選びをしてくださいね。

「きぼうを見よう」サイトの見方

国際宇宙ステーションは、どこを飛ぶかは決められています。
だから日本上空を何月何日何時何分何秒に通るってのもわかるのです。

JAXAのサイトは、そんな予定表を掲載してくれています。

ステップ1:観測地をチェック

PCからとスマホからで表示がちょっと違います。これはスマホの画面。

「現在地の経度緯度を取得」 → GPSを利用して適した場所を探してくれます。
「観測地一覧から選択」 → 地名がいっぱい出てくるので自分の見上げる場所に近い都市を選んでください

するとこんな予定表が出てきます。

黄色くなってたら観測しやすいんだけど、あいにく当分はないねぇ( ;∀;)

ステップ2:方位角をチェック

方位角とは方角のこと。

方角は北を0度、東が90度、南が180度、西が270度。ぐるーっと一周で360度になります。

見え始めが北西(317度)最大仰角が北東(47度)見え終わりが南東(127度)だとするとこんな感じで国際宇宙ステーションがとおります(あくまでイメージ)

肉眼で見るだけなら細かく気にする必要はありません。
最大仰角の方向にからだを向けておけば、だいたいISSを見つけることができます。
人間の視野は広いから大丈夫( ・ㅂ・)و ̑̑

ステップ3:仰角をチェック

仰角とは見上げる角度のこと。

まっすぐ前が0度。
真上が90度になります。

10度ぐらいだと低空なので周りに高い建物があると見えない感じ。仰角の数字が大きくなると空高くなってくるので建物の邪魔が減ります。

45度よりも小さいと目線だけ上に上げても見つけられるレベル。
45度を超えて60度とかになると首もクイっと上に上げたほうがいいレベル。

これも方角と一緒で大まかな場所が把握できれば大丈夫です。最大仰角の高さをざっくり把握してそのあたりをキョロキョロしたら見つかると思います

JAXA:きぼうをみよう
(外部サイトに飛びます)

外に出て国際宇宙ステーションを観測する

見え始め → 最大仰角 → 見え終わり
という流れで国際宇宙ステーションは通り過ぎます。

大まかに見える日時と飛びそうな場所を確認したら、次は観測する場所を考えます。


国際宇宙ステーションの見える時間帯は5分以下なので、帰り道にふと立ち止まって見上げることも可能です。
自分の生活ペースを考えて「どこで見ようかな?」って決めてみてくださいね。

くれぐれも安全には注意してください。

国際宇宙ステーションが好条件で見えるときは、とても明るいのでネオンギラギラの都会でも問題なしです。

まとめ

はじめて国際宇宙ステーションを見るとき「これ?これであってる??」って不安になります。

国際宇宙ステーションは飛行機のようにスーーーーーっと動きます。でも飛行機のような赤い点滅ランプはありません。そしてもっと強く光っています。


(宇宙兄弟より引用)

調べた時刻とざっくりした方角と高さが合っていれば、「これかも?」ていうものが、だんだん「それだ!」になります。そして何度もみているうちに「あれやな!」と確信します。

国際宇宙ステーション観望をぜひ楽しんでみてくださいね!

うららん(@uraright ) でした!

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(とはいえ、うららんはビクセン推しです)