宇宙飛行士と宇宙の話をしてみた【書評】

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やっと気温があがってきましたね。。あ、こんにちは( ´ ▽ ` )ノ

久しぶりの書評は「身近になってきた宇宙のお話」です。

宇宙のはなしをしよう

大好きなマンガ。宇宙兄弟。
その中で、子供時代のムッタとヒビトが宇宙飛行士から聞いた「3次元アリ」のお話がありました。
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この話はリアル宇宙飛行士:野口総一さんの著書「宇宙においでよ」からの引用。

今回はその引用元の本を読みました。

本としては小学校高学年向けです。やさしい内容です。
でも、大人が読んでも楽しいです。

宇宙飛行士ってどんなお仕事?
スペースシャトルの中ってどうなってるの?
国際宇宙ステーションってなあに?
宇宙に行って何をしたの?
宇宙にいく意義ってなあに?

あと、、宇宙飛行士になるまでのストーリー的なものもありました。

スペースシャトルの中身とか国際宇宙ステーションでのミッション内容はとっても興味深かったです。イラストアリなので「ほおおおおおお!!」って感じ。

そして有人宇宙開発においては、アメリカよりロシアなんだなあと感じた。
あ、ヒビトはロシアで頑張ってるのかなあ・・・
(↑ コミックス派なのですんません・・・)

別次元の視点「宇宙という視点」

物事を多角的にみる。
視野を広げる。

大事だって言いますよね。

野口宇宙飛行士の3次元アリの話は、新しい視点を見つけた時に人は進歩する。いま抱えている問題の解決の糸口が見つかるかもしれない。ってことを言ってます。

宇宙は別次元。地球から宇宙を見上げることしができなかった人間が、宇宙から地球を見下ろすという視点を手に入れたとき、地球上の問題解決につながる何かがみつかるかもしれない。野口宇宙飛行士はそれを信じて、宇宙に行っているそうです。

なるほど。視点を変えて良いアイデアを生む、視野を広げることで心のキャパが広がる。それを宇宙に行くことでやってるわけですな。

宇宙飛行士は、その視点を変えて新しい発想や技術を生み出すコトを考える人たちのお手伝いをするための「裏方」だとも言っています。
花形のイメージである宇宙飛行士は、命をかけた裏方。考えもしなかったな。

宇宙空間は「命」を許さない場所

船外活動に出た時の話も書かれてました。
宇宙服を着て宇宙空間に出た時のこと。

宇宙空間は空気がないから音がない。風もない。
広がるのは命が存在することを許さない「闇」

だからこそ、命に満ち溢れ光を放つ地球に対して万感の思いが込み上げてきたようです。地球の存在はやっぱり奇跡なんだと。

死の世界に包まれてみる生の地球の存在感はきっと、言葉では表現できないぐらい圧倒的だったんだろうな。

それまで「キレイダナー」っていう感じでしか空を見上げてなかった私ですが、この本を読んでから、見上げる空に違う感覚を感じるようになりました。

空の向こうは「死の世界」それは昼も夜も。
だからこそ命の輝きは美しいし、空に魅せられるのだと。
こわいけれど穏やかな感覚。

きっと、少しだけ新しい次元を手に入れたのかもしれませんね。

結論

宙ガールとして空を見上げて癒される、空の写真を撮ってワクワクする。
無限の空。そこは宇宙。それは異次元の世界。
見上げるだけの世界。

だからこそ宇宙から地球を見下ろした人の話は、新しい視点をくれました。
それは自分自身の空への感受性は少し変えてくれるものでした。

生きてるあいだに宇宙・・行けるようになるかな??
楽しみだ。

うららん( @uraright ) でした!

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