世の中にはいろんな人がいる。
色んな人のことを知り、いろんな価値観に触れ、理解していきたいと思う。
新しい価値観を知るために、音声系SNSは有効だなと思ったけれど。やっぱり私は活字で人の価値観に触れたいなと思いました。
だから本が大好きだ。
目次
そぎ落とされていく月
夕方ごろまで雨だった関西。
雨が上がるとともに、グッと気温が下がってびっくりする。
帰り道に見たシリウスは、強く輝いていました。
満月も数日を過ぎ、月が欠けていく時期。
月が出てくるのも、少しずつ遅くなっていく。
こんな時間に起きてらっしゃる方は空をご覧ください。
南に寝待月(または臥待月)が輝いています。
こちらはものすごい風がふいています。
(さきほど望遠鏡を使って撮影) pic.twitter.com/Wju0PJpEYn— KAGAYA (@KAGAYA_11949) March 2, 2021
日付替わりが近づいて、東の空に、寝待月が見えてきました。出勤時刻が遅くなった分、明日の朝になっても、しばらくは月に逢えます。
ひとりぼっちに思えても、何処かで誰かが月を見ている。
みなさんの大好きな人が、同じ月を見ていますように。 pic.twitter.com/m1jWJXMU7W— ほしはかせ (@hoshihakase) March 2, 2021
さいきん下弦の月が、気になる。
上弦の月は、これから満月に向けて満ちていく、前向きさを感じる。
満月を過ぎ新月に向かって、少しずつ削ぎ落とされていく下弦の月は、寂しげな影のある美しさを感じる。
寝待月。
寝て待っているうちに、出てくる月。
この日は21時を過ぎての月の出。
寝てしまって、会えなかった。
ぼくが子どものころ、ほしかった親になる
本を読むのも、書くのも、編集するのも「にんげん」です。
「にんげん」には合う・合わないがある。
だから本を読んでいても「あ、この人とは合わない」と思ったら読むのをやめる。
合うか合わないか微妙なラインかなって思うときは、図書館やKindleUnlimitesを利用することも多い。
「合う」本は、紙で手元にずっと置いて何度も読みたいと思う。
幡野広志さんの本は、紙でおいておきたい方の一人。
写真家であり血液がん患者ということが、プロフィールに必ず書かれる。
今日は誕生日。ローソクの火は息子が吹き消した。花瓶の花を変えて、38歳ということで妻からサバ缶をもらい、息子には似顔絵を描いてもらった。 pic.twitter.com/whlg5tXhld
— 幡野 広志 (@hatanohiroshi) March 1, 2021
「感じること」「考えること」それを「言の葉にすること」それらが研ぎ澄まされた感性の方だと思う。
フラットに物事を見て、生きることと向き合っている気がする。
人生相談の本は「あの1文で、ここまで思慮深く読み取るのか」と、いつも驚く。
そんな幡野広志さんの本を、ひょんなことから友人たちにオススメする機会があった。
友人たちは、さっそく読んでくれた。
そして、気持ちのこもった感想をくれた。
映画も音楽もだけど、本も相性がある。
だからオススメした本と相性がとても良かったのなら、それは本当にうれしいなって思う。
きっと、本の中でも「ここが刺さる」という項目は違うかもしれない。
そんな話をそのうち彼女たちと、してみたいなと思うなどした。
永遠に会えなくなった
messenger、Twitter、zoomでしかお会いした事がなかった。お会いして、ご挨拶できたら良いなと思っていた。
それが叶わなくなった。
昨年、でんスポ観望会で東京、神戸、ホーチミンを繋いでのお月見配信を行いました。
その時の東京側を担当されていたのが、モスッチさんのいるエコエトさんでした。それより前から存じ上げていたけれど、直接お会い出来なかった…
謹んでご冥福をお祈りいたします。 https://t.co/YY3LXftq4s
— うららん@宙ガールドットコム編集長 (@uraright_blog) March 3, 2021
いつか会えるかも…の、いつか…が、来ないことがある。こんな形で。
改めてご冥福をお祈りします。