あ、こんにちは!
宙ブロガーのうららんです٩(ˊᗜˋ*)و
今回はシーイングのお話。
昨日、敬愛する浅倉大介氏がこんなツイートしてました。
都内は寒気のせい?星がたくさん見えます!お月様!✨ pic.twitter.com/cZJPQlr4he
— 浅倉大介 (@daisukeasakura) January 18, 2016
ピント合ってるのに揺れてる?冬のシーイング(星像の揺らぎ)を学んだ。【「雲がない」=「上空で強い風が吹いている」ということになり、大気が安定せずシーイングが悪くなる。冬などのよく晴れた日はきれいな空ではあるが、シーイングは軒並み悪い。また、冬によく星が瞬くのはこのためである。】
— 浅倉大介 (@daisukeasakura) January 18, 2016
さっき月を撮っててどうしても気になってね...(^^;;
— 浅倉大介 (@daisukeasakura) January 18, 2016
大ちゃんの書いているシーイング。
知ってるとまたひとつ空に興味が増えます。
目次
シーイングは空の見え方のひとつ
望遠鏡で星を見ていると、同じ晴れでも見え方が違う時があります。
細かい模様がきっちり見える時、ゆらゆらしてちゃんと見えない時。
そのゆらゆらしたりしちゃう見え方をシーイングって言います
天文好きの人が
「今日はシーイングが良いね」
とか言ってたら、望遠鏡で星がイイ感じに見えてると思って下さい。
シーイングが悪いと煌めく星たち
シーイングが悪いというのは、強風などで大気の状態が不安定な時です。大気がひゅおおおお~と揺れている感じ。
炎のむこうがゆらゆらしてるのに近いイメージかな。
ゆらゆらが大きいと(シーイングが悪い)望遠鏡を通したり、写真を撮ろうと思うとゆらゆらが際立ちます。撮影の妨げになったりする。
ただ、星のキラメキは大気のゆらゆらが引き起こしているので、シーイングが悪い方がキラキラ輝くのです。
シーイングが「悪い」ときのシリウスのキラメキは本当に心奪われます。ギラギラしてて別名「天狼」がまさに!!って感じます。
そんな良いこともあるのです(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
シーイング⇔透明度
シーイングの他にも、「空の透明度」っていうのもあります。
空の透明度って常に違うのです。
空気中のチリホコリや水蒸気、黄砂なんかにも影響されます。
晴れた空を見上げた時に白っぽかったら透明度は低い。青かったら高い。
透明度は高いと星もたくさん見えます。
この透明度とシーイングは相反する事が多いです。
透明度が高いと、強風がふいたりなんかしてチリホコリが吹き飛ばされてる状態。つまり透明度が高いと、シーイングは悪くなります。
逆にシーイングが良く大気が安定してると、空のチリホコリも停滞するので透明度が悪くなる。
なんとも、うまくいかない(´△`)
まとめ
シーイングが良い。
→ 大気が安定してる
→ 写真撮影にむいてる
→ 天体望遠鏡観測にむいてる
シーイングが悪い
→ 強風など大気が不安定
→ 星がキラキラきらめく
→ 透明度が高い事が多い
「良い」「悪い」という尺度だけど、性質を知るとシーイングが悪くても楽しめる事があります。
冬はシーイングが悪く、透明度が高い季節。
冬のダイヤモンドを肉眼で見るにはベストなんです。
シリウスのキラメキも毎日変わる。色んなキラメキを見上げてもらいたいなって思います。
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