あ、こんにちは!宙ガールブロガー うららんです( ´ ▽ ` )ノ
星座早見盤を見ていると気付くことがあります。
惑 星 の っ て な い や ん !! って。
今回の記事は、惑星の探し方についてです。
目次
惑星って明るいんです!
水星、金星、火星、木星、土星・・・この5つの惑星は、双眼鏡や肉眼で簡単に見つけることが出来ます。
2014年4月の時点で惑星の明るさは下記の通り
金星 -4等
火星 -1.4等
木星 -2等
土星 0.3等
(水星は見えない時期です)
星の明るさは、数値が小さくなるほど明るい。
つまりこれらの惑星は、1等星と呼ばれる星たちよりも明るいってことになります。
金星なんて、明け方の空が白んできても見えたりするし・・・
星座たちは、今年の3月18日も・来年の3月18日も同じ空の地図を描きます。
でも、惑星たちは描いてくれません。
来年は今年とは違う場所で輝いたりします。
その差は、太陽系にいるか・その外の彼方にいるか。
太陽系の星たちとそれ以外の星たちは見える周期が全然違っちゃうんです。そのため、星座早見盤には載せることができないのです。
惑星は星座の中を放浪する旅人
国立天文台 ほしぞら情報、アストロアーツ 今月の星空にある惑星の情報。
こういったホームページにある惑星の情報が必要になってきます。
火星おとめ座にあり、ほぼ一晩中見えていて観察の好機です。9日に衝を迎え、明るさはマイナス1.4等(衝の前後はマイナス1.5等)。14日には地球に最も近づき、その距離は9239万キロメートルとなります。
木星ふたご座にあり、日の入り後の南西の空高く見えています。明るさはマイナス2.2等~マイナス2.0等。
土星てんびん座にあり、上旬は22時頃、下旬は20時頃に昇ってきます。明るさは0.3等~0.1等。
(国立天文台 ほしぞら情報 2014年4月より引用)
書かれている星座のあたりに惑星たちはいます。
星座早見盤にのっていなくて明るい星がいたらそれが惑星と判断する感じですね。
来年になったらまた、同じ星座にいたり、別の星座にいたり・・・まさに旅人。
この記事を書いている時点で、火星はおとめ座にあります。
なので、おとめ座のスピカを星座早見盤を使って見つけると、そこに寄り添うように火星が見つかります。
1等星のスピカより-1等の火星の方が明るく輝いていますよ。
惑星さがしの手順
手順をまとめてみました。
①アストロアーツ 星空ガイド・国立天文台・天文雑誌等で各惑星がどの星座にいるか調べる
②星座早見盤をセッティングする(→セッティング編参照)
③セッティングしたときに、惑星のいる星座の場所をチェックする
④探したい方角に向けて星座早見盤をかざしてみる(→星を探す編参照)
結論
星座早見盤を地図に見立てたとき、星座は国。星は首都。
惑星は旅人のようなもので、どの国にいるかは毎年変わったりする。
その旅人たちが、どこにいるかの情報はインターネットが教えてくれます。
【惑星の居場所を教えてくれるサイト】
国立天文台 ほしぞら情報
アストロアーツ 星空ガイド
星座早見盤+アルファの情報が必要だけれども、惑星がどの星座にいるかを知れば、未来を知る星座早見盤を使えば、どの時期にどの惑星が見えそうなのかも知ることができるようになりますよ。
基本は、「あのへんにありそう」っていう感覚で良いと思うんですよね。
見慣れていくうちに、正解が見えてくる。
うららん( @uraright ) でした!