星には価値がある。
星を見せる会社「ビクセン」の社長がおっしゃっていた言葉。
星という価値あるものを見せるのが、観望会というイベント。
私の主催する観望会タイトルは「天体望遠鏡で月と星を見よう」です。
イベントを企画する上で、まず決めるのは日程。
この日程決めって意外と考えることが多いので、3つのポイントをまとめてみました。
目次
その1:何曜日がいいの?
イベントを開催する曜日については、開催場所と来てくれるお客さんのイメージによって変わります。
たとえば、ゲリラ観望会ならば曜日は気にしなくて良いと思うし、大人向けの場所ならば金曜の夜とかがイイかもしれない。
小学生を含むファミリー層がメインだったら土曜日がベスト。
夜が基本の観望会イベントを日曜日にやると「明日学校あるから行けない」という家族が多数出るのは残念だなと思うのです。
その2:月と星はみえますか?
観望会イベントで見せる天体としてテッパンなのが「月」。
イベントの時間中に月は見えるでしょうか?
観望会をする場所によって、空の見える範囲は変わることを意識しておきましょう。
例えば、細い月を見せたかったら夕方の西の空という条件が必要。
でも、西側に高い建物があったりしたらアウトだし・・・
見せたい天体が、見たい時間帯に、見える場所にいるか・・・
特に、お月さまを見せたい場合は気にしたほうが良いです。
土曜日にお月さまが見せたいってなると、1か月の内で1~2回しかチャンスない。
(満月すぎると月の出が遅くなっていくから)
その3:暗くなるのはいつ?
夏の観望会でネックなのが「暗くなるのが遅い」こと。
夏至なんて19時過ぎに太陽が沈んで、星が見えだすのは20時前ぐらい。
子供達をターゲットにした観望会イベントを企画するためには、遅くなりすぎないことも大事だったりします。なので、イベント企画をどうするか・・・アイデアの出しどころですね。
私は工作メインの観望会だと、お昼の月を見せたりすることがあります。

まとめ
星に詳しくない知人に日程決めの事を話すと「ええ~!想定以上に大変すぎる」って言われます。
来てくれるターゲットに合った曜日、お月さまとお星さまに会えるかどうか、、、
そしてお月さまとお星さまに会うためには、太陽さんがいついなくなるのかまで気にする必要がある。
初めて観望会イベントを企画した時、日没のことまで気が回らずに焦った記憶があります。
やってみないと気づかない事って多い。
「やってみる」の大事さを痛感します。
ぜひぜひご参考まで。