土星はどんな星?【基本情報と土星の見つけ方】

天体望遠鏡を買ったら見たい天体ナンバーワンな土星。
特徴的な環の魅力的な惑星は、私たちの家からでも肉眼で見ることができます。

とはいえ、木星より遠く、謎だらけの天体でもあります。
そんな土星の情報をまとめました。

土星はどんな星?

【基本情報】

木星のひとつ外側をまわる、第6惑星です。
太陽の周りを一周するのに約30年かかります。(ちなみに木星は12年)

木星の次に大きく、直径は地球の9倍ほどあります。
内部構造的には木星に似たガス惑星です。

公転周期:29.46年
自転周期:10.62時間
直径:120,536km(地球の9.45倍)

風速がすさまじく1800km/hになったりします。
台風の暴風域が25m/sからなので、その風速から考えると20倍も強い風が土星には吹いているのですね。

飛ばされるレベルじゃない・・・

土星と言えば美しい環。
このフォルムが人気の理由なのかなと。

探査機カッシーニが撮影した土星の環はCGのよう。

厚さ20メートルという惑星の大きさに対したら薄い環。そのほとんどが氷で、なぜこの環ができたのかは謎です。

衛星の残骸なのか、土星を形成した星雲のあまりなのか・・・
またまだ調査が必要です。

天体望遠鏡でも見える土星の環、見える角度が変わってくるのが面白いです。

土星は住めるのか?

住めません!!絶対無理です。

木星と同じく、地面が存在しません。
土星を降りて行ったところで、雲の下には液体になった水素の海しかない感じ(しかも底なし)

それでいて台風よりも強い風が吹くので、人間どころか機械も降り立つのは厳しいかなと。


(土星の衛星 エンケラドゥス)

土星自体は住めませんが、土星の衛星(地球で言うお月さま)にエンケラドゥスという星があります。
ここには、生命の可能性があるかも!というので有名です。

住めるかどうか別として、興味深い星の1つです。

地球からの見つけ方

肉眼で見える惑星は5つ。
曜日の元になっている水・金・火・木・土。

そのなかでいちばん遠くにある土星。
ちょっとだけ見つけづらいかもしれません。

明るさは、冬の大三角の1つプロキオン(こいぬ座)と同じぐらい。

街灯やネオンがきついと見えづらいかもしれません。でも、部屋の電気を消して明かりを手などで遮ると見えてきます。

星を見るには、暗闇に目を慣らす必要があります。

すぐにあきらめず、少しじわじわと星が見えてくるのを待ってみてください。

今の時期、土星を探す好機です。
木星という目印がいるから。

木星はとても明るく、ネオンにも勝てるのですぐに見つかります。
そしてそのすぐ左隣に、そっと輝く星が見えてきます。それが土星です。

その周りには木星・土星より明るい星がないので、すぐお隣に見える星があれば土星でまちがいありません。

木星についてはコチラ

木星はどんな星?【最新情報と木星の見つけ方】

木星・土星セットで並んでいると、天体望遠鏡で2つを一緒に観測できてお得!。
工作望遠鏡でもしっかりと土星の環を見ることができます。

子供でも簡単!工作望遠鏡を組み立ててみた【国立天文台望遠鏡キット】

土星はどんな探査がされている?

カッシーニという探査機が土星を調査していました。
土星自身の調査だけでなく、衛星であるタイタンには雨・川・湖・海があることを発見したし、衛星のエンケラドゥスでは内部に水が存在する可能性を見つけたりと色々と発見したカッシーニ。


(土星の衛星 タイタン)

運用が終わったので、2017年に土星の大気圏に突入してその役目を終えました。

はやぶさもそうだけど、頑張ってきた探査機が燃え尽きるのは切ない。
特にカッシーニは、はるか遠くの土星でひっそりと。

そんなカッシーニは、色んな成果とともに美しい写真もたくさん残してくれました。

カッシーニの画像から感じる「鋭利な美しさ」がとてもゾクゾクします。

新しいニュース

6月14日頃までは、月と木星を目印にして土星を探すことができます。
お月さまがいなくなっても木星と並ぶ土星は夏ごろも楽しめるはずです。

あと土星のお月さまたちに注目です。
生命いるかな・・・

とても遠い惑星なので、探査の計画も少ないですね。
まずは月・火星のほうに注力するのかな。。。

今後のゆくえは、ゆるゆると注目って感じかな。