星空を見上げるのも大好きなのですが、ISSを見るのも大好きです。
ISSとは国際宇宙ステーションのこと。
宇宙空間にあり、地球を周回している大きな船。
宇宙空間で唯一、人間が存在している場所です。
こんな質問をうけました「ISSを見るには望遠鏡が必要ですか?」
い ら な い で す 。
国際宇宙ステーションが見えるときは1等星以上の明るさになります。
それこそ、明けの明星・宵の明星とよばれる金星さんぐらいに明るいです。
星が見えにくい大阪や東京のような都心部でも肉眼でみえます。
たぶん余裕です。
イメージ的には、夜間に飛行機を見ているのと同じ感じ。
飛行機は赤いランプが点滅していますが、国際宇宙ステーションは本当に星の光のように見えます。
星のような光が飛行機みたいにスーーーーーーっと通って行きます。
飛行機みたいだけど、あそこは宇宙。
そしてそんな宇宙に人がいる。
それを身近に感じることができる国際宇宙ステーション。
そのスケールの大きさにいつも元気をもらっています。
ちなみに、飛行機はライトを点灯させてますが、国際宇宙ステーションは、太陽の光が反射して光っているのです。
うまい具合に反射してくれる時間帯に日本上空を通ってくれる時だけ見える。
1~2か月に数回数分間だけの天体ショーです。
国際宇宙ステーションって、ロシア・アメリカ・日本・カナダ・欧州各国が参加しているそうです。
だいたい15か国ぐらい。
各国のモジュールを組み合わせて大きな施設になっています。
日本は実験棟「きぼう」というモジュールをもっています。
全体の大きさはサッカーコートぐらいあるらしい。デカい・・・
いや、宇宙にいてたら超小さいか。
月とか他の天体へ行くための中継地点としたかったらしく、だから「ステーション」って名前になってると聞いた。
ココは、国境のない場所。
色んな国の宇宙飛行士たちが、いつも滞在してていろんな実験を行っているそうです。
私は宇宙ステーションにいる宇宙飛行士たちが撮ってTwitterにアップしてくれる写真が好きです。
美しいんだもん。。。
Day turns to night at the terminator. pic.twitter.com/onSlKQS8bU
— Karen L. Nyberg (@AstroKarenN) August 7, 2013
On a crisp, sunny winter morning New Zealand is just waking up #NZ pic.twitter.com/ILiu6nKd40
— Luca Parmitano (@astro_luca) August 7, 2013
そして、宇宙ステーションからTwitterするってのが不思議。
そんな時代なんだね。
(宇宙兄弟のアフレコもISSからやったんだもんなあ・・・)
今年の終わりからは、国際宇宙ステーションの船長さんが日本人宇宙飛行士の若田光一さんになります。
そうなったら、またいろんな情報が見えてきて楽しいだろうね。
国際宇宙ステーションに食糧・衣類・実験用具を届け、ごみを(自分ごと)焼却処分をするという物資補給船。
その名も「こうのとり」
日本が作って打ち上げた物資補給船でございます。
8月3日に打ち上げられて、8月10日に国際宇宙ステーションに到着します。
そのドッキングの様子は生中継されるらしいよ!!
ドッキングっていうより、カナダのロボットアームで捕まえて国際宇宙ステーションにくっつける感じ。
8月9日にロボットアームで捕まえて、8月10日結合とのこと。
どうやらこの方式、日本が考えたスゴイ方式らしい。
ここでも、日本の技術力の高さが伺えて胸熱な思いです。
そんなドッキングの様子が、中継で見れるってのもスゴイ時代だねえ。
楽しみだ!!
この、コウノトリさんは国際宇宙ステーションに必要な物資を届けたあと、ゴミを積み込んで大気圏で燃え尽きます。
(一部の部品は除く)
ちゃんと燃え尽きるように設計されてるんだって。ちょっと儚い運命だなあ・・・
国際宇宙ステーションって、他の星々と違って人間が作った人工建造物。
でも、そこには開発した人たちの情熱や思い、その思いを受け取った宇宙飛行士たちの活動している場所。
宇宙空間にそんな場所があるんだなあって思う。
力強く煌めく国際宇宙ステーションの光は他の星にはない想いの詰まった場所。
そんな場所を一度、自分の眼で確かめてみて欲しいなって思います。
うららん( @uraright ) でした!
コメントを残す