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【5分でわかるISS】国際宇宙ステーションとは?を超わかりすく説明してみた

      2017/02/25

あ、こんにちは!
宙ガールブロガーのうららんです。

初心者宙ガール:りんちゃん
Twitterでみかける「ISS」って何??
宙ブロガー:うららん
ISSとは国際宇宙ステーションの略称で、15の国が協力して運用している宇宙にある巨大実験施設のことよ

宇宙飛行士が滞在している場所として有名で、たまに日本人宇宙飛行士が滞在するのがニュースになりますよね。国際宇宙ステーションは15か国が協力し合って運用しているサッカーコートぐらいの大きさがある巨大研究施設で、その研究や運用のために開発された技術のおかげで気づかないうちに私たちの生活をよりよくしてくれています。

そんな国際宇宙ステーション(ISS)について、5分で読めて明日友達に語れるぐらいシンプルに簡潔に説明します。

 

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国際宇宙ステーションは国際協力の場である

国際宇宙ステーションの建設が始まったのが19年前の1998年。
計画スタートから数えると25年近くになるのかな。

ロシアがソビエト連邦だったころは、ソ連とアメリカが競って宇宙開発しているような構図でした。
ソ連が崩壊し、東西冷戦も終わって色々と時代が変わってきた。そんな中で政治的なイロイロ、財政的なイロイロ紆余曲折あって各国が協力してのプロジェクトになりました。

それぞれの国が、それぞれの役割をもって協力し合っています。

まとまりある機能をもった部品のことをモジュールっていうの。
それぞれの国が色んなモジュールを作って合体させて今の国際宇宙ステーションが構成されてます。

モジュールごとにロケットで打ち上げて組み立てていきました。

ガショーン!ガショーン!って組み立ててるCGがコチラ
「モジュール合体!!」みたいな感じね。

 

ISSに参加している国は15か国

アメリカ
→NASA。各国の調整・とりまとめ役
→いろんなモジュール提供

ロシア
→いま人を乗せれる宇宙船はロシアのソユーズだけ!(発言力強め)
→いろんなモジュール提供

欧州(11か国)
→イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン
→実験モジュール提供(物資補給船は運用終了)

カナダ
→ロボットアームを提供

日本
→実験棟「きぼう」モジュールを提供
→補給船「こうのとり」を提供。運用中の補給船で物資輸送100%成功しているのは日本だけ!

2024年までの運用する方針らしいけど、どうなるんだろうか・・・どきどき。

 

国際宇宙ステーションは研究・実験施設である

国際宇宙ステーションの存在意義は、地球・宇宙の観測や宇宙環境を利用した研究を行うこと。
そのための巨大施設です。駅ちゃいます。

そんな巨大施設が上空400kmを秒速約8kmで地球をぐるぐるまわってる。

上空400kmのイメージのツイートがツボw

それから秒速8kmのイメージわかないので比較してみたよ

ジャンボ機     秒速約250m
音速(マッハ)     秒速約340m
拳銃(初速)    秒速約400m
ライフル銃(初速) 秒速約900m
光速        秒速約30万km

音よりも弾丸よりも全然早い。ビックリするぐらい早い。

補給船とか有人宇宙船ってこの恐ろしく早い施設に近づいて合体するとかスゴい世界やな。。。
車を同じ速さで並走するのもたいへんやのにw

そんな中でたくさんの実験研究をしてて、気づかないうちに自分たちの身の回りの技術を進歩させてくれてる。

野菜を育てることに成功すれば、将来火星とかでも育てられるだろう。

難病の新薬開発の一歩につながるような実験結果も成果。

宇宙飛行士が自分の身をもって宇宙空間で人間が生活してたらカラダや心にどんな影響与えるかってのもデータとってる。

紫外線にあたると皮膚が炎症をおこしたり体温調節できないような難病の人たち向けの紫外線防護服だって宇宙開発技術の応用。

消臭機能の下着だって、もとはお風呂に入られない宇宙飛行士のために開発されたって話もある。

そういうのって、宇宙開発してなくても開発されたかもしれない。でも国際宇宙ステーションでの活動があるから目を向けられた技術じゃないかと思う。

すべて積み重ねからの進歩だ。

 

国際宇宙ステーションは無重力ではない

宇宙空間 = 無重力 だと思っていました。サーセン。

(宇宙兄弟より引用)

国際宇宙ステーションは地球スレスレを飛んでる。
この部分はまだまだ地上の重力の8割ぐらい残ってます。体重50キロの人だったら40キロぐらいになる程度。

初心者宙ガール:りんちゃん
でも人が浮いてるよね・・・

これは国際宇宙ステーションが自由落下しているからです。落ちてる施設の中にいるんで体が浮いてる。

これを無重量状態っていいます。

 

初心者宙ガール:りんちゃん
国際宇宙ステーションの中は「無重力っぽい状態になってる空間」ってことね。
宙ブロガー:うららん
うん。そんなイメージかな
宙ブロガー:うららん
っていうか・・・
宙ブロガー:うららん
国際宇宙ステーション落ちてないやん!っていうツッコミほしかったな・・・
初心者宙ガール:りんちゃん
あ・・・確かに落ちてこないよね?!

 

この落ちないためのポイントは遠心力です。洗濯機で脱水してるときに遠心力で水が衣類から飛んでっちゃうあのチカラです。国際宇宙ステーションも高速で地球をぐるぐるしているので衣類から飛んでく水のように地球の外に飛んでくチカラが働いてます。

この地球の外側に行こうとする遠心力と、地球にむかって落ちてる重力とがつりあってる状態だから国際宇宙ステーションは落ちてこないのです。っていうことは、弾丸ぐらいの速度にしちゃうと重力に負けて落ちちゃうのね。

そして学生時代は物理苦手だったけど、こういう地球・宇宙で実際に使われているものを知ってから勉強するほうがはるかにヤル気が出るよ。。。

 

まとめ

国際宇宙ステーションがニュースになるのは、日本人宇宙飛行士が行くとき・帰るときぐらい。
こうのとりの活躍も成功が当たり前すぎて、本来の仕事は100%出来てるのに「できたらやってみよう」的な実験がうまくいかないだけで「こうのとり任務失敗」って書かれちゃう。それは安定性の裏返しなんだろうけども、なんか・・・なんかな・・・

各国調整とか取りまとめ的な部分はアメリカが主導だし、ロシアは計画時から発言力が強いのでそれ以外の国の宇宙飛行士が滞在するのって(政治的な部分も含めて)相当大変らしい。だから滞在中の宇宙飛行士の成果はもちろん、実験モジュール「きぼう」や補給船「こうのとり」の技術力の高さや安定性をしっかり見せることって超重要。

成果をしっかりと出して信頼をコツコツ積み重ねていき、次の仕事につなげていく。そんな感じ。

宇宙っていう壮大な場所で、大きなお金が動く研究開発。やっぱり派手な成果があったほうがいいんだろうけどさ。
そもそも研究開発でホームラン級のド派手な成果って怪しく感じるのは偏見かしらね(某リケジョ的な。。。)

小さな成果の積み重ねをちゃんと評価できる世の中であってほしいなーって思う。
それって自分たちの日常生活でもとっても大事なこと。

 

大西宇宙飛行士のポスターのキャッチコピーがとってもささる。

日本人宇宙飛行士が滞在しているとき、こうのとりが物資を輸送しているとき。
ああ、日本が信頼を積み重ねようとしてるんだなっていう気持ちで応援しています。

なんか誇らしいよね。

うららん(@uraright ) でした!

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※本サイトは個人ブログであり株式会社ビクセンとは関係ありません。
(とはいえ、うららんはビクセン推しです)

 

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