天体望遠鏡を外に出す前に、やるべき3つのこと【買ったばかりの人向け】

クリスマスプレゼントの定番。天体望遠鏡(たぶん)

でも天体望遠鏡で星を見るには、いくつかの準備が必要です。
その手順とクリスマス前後に天体望遠鏡で見たいオススメ天体をまとめました。

やること1:天体望遠鏡で見たい星をみつける

天体望遠鏡は勝手に星は見つけてくれません。

自分で見つけて、自分でその星に望遠鏡を向けるんです。肉眼でも見えない星を見ようとするのは、まだ少し先の話。

最初の目標物は「月」がベスト。
月の次は、土星、木星や一等星にチャレンジ。

土星や木星は1等星より明るいので、肉眼で探せます。
空で輝いているなら、すぐに見つける事が可能です。ただし、出ていない時期もあるので、国立天文台のほしぞら情報などで事前にチェックしましょう。

また、天体望遠鏡で観察しようとしている場所は、どの方角や空の広さによって、見える天体が限定されます。

いつも見ている空には、どんな星が輝いているのか?
星座アプリなども活用してチェックしてくださいね。

天体望遠鏡の使い方:月を見てみよう

やること2:室内で望遠鏡の操作に慣れる

天体望遠鏡を手に入れて、まず最初にすることは組み立てや操作に慣れることです。

天体望遠鏡は精密機械だけど、便利道具ではありません。
自分で組み立てたり、操作することに慣れる必要があります。

いきなり夜の暗闇で組み立てや操作って厳しい。。。冬は寒いし。

まずは、明るいうちに組み立て・ファインダー調整・ピント合わせなど操作をしまくってください。お昼間に遠くの鉄塔などを見たりして慣れて欲しいのです。

近いものにはピントが合わないので、なるべく遠くのものを見てくださいね。

やること3:観察場所の確保と防犯&防寒対策

夜です。冬です。寒いです。

カラダが芯から冷えますので、防寒対策はしっかりと。

そして、公園などで見る場合は、必ず防犯対策はしてください。

1人にならないでね(そしてベランダやお庭でも過信しすぎないでね)

2018年のクリスマス直後に観察できるオススメ天体

お月さまの見つけ方

2018年は12月23日が満月です。
そこからお月さまは欠けていき新月にむかいます。

お月様は毎日40~50分ず昇ってくるのが遅くなります。
12月25日の月の出が20時前なので、住宅街だと22時ぐらいにならないと見えてこないと思います。

26日は23時ぐらいにならないと見えてこないし、そこから年末までは日付が変わらないと見えてきません。
そうなってくると、朝方(5~6時ぐらい)に早起きして月を探す方が良いかも。

月の情報は、国立天文台の暦計算室が便利です。

参考

今日のほしぞら国立天文台暦計算室

火星と1等星を見よう

7月末に大接近を迎えた火星は、クリスマス時期も肉眼で見えます。
20時頃の南西の空に明るくぽつんと輝いています。

そして東の方を見上げると、オリオン座、おおいぬ座のシリウス、ぎょしゃ座のカペラなど明るい星がたくさんあります。
火星、オリオン座のリゲル・ベテルギウス・シリウス・カペラは星の色が全然違うので、天体望遠鏡で見比べてみてください。

肉眼では分からなかった色の違いも、天体望遠鏡だとはっきり分かるはず。

オリオン大星雲を見よう

あなたの見上げる空には、オリオン座がキレイに輝いているでしょうか?
そしてオリオン座の三ツ星の下になんか見えたりしませんか?

それ、オリオン大星雲かもしれません。

見つけやすい星雲ナンバーワンのオリオン大星雲もぜひ天体望遠鏡で見てください。
ぜんぜん写真と違うからw

どう違うかは自分の目で確かめてください。

ヒントは人間の目は暗いものに対して色を認識しないってことで。

まとめ

お月様は満ち欠けの繰り返しと共に、空にいる時間帯も変化します。毎日違う姿で、空の違う場所にいます。
そして、都会だからといって星を見ることを諦めないで下さい。金星や木星、土星も街中でしっかりと肉眼で見つけることができるんです。

そして、それらの星を見つけないと天体望遠鏡は向けられないです。私は子供の頃に天体望遠鏡を買ってもらったけれど、そんなことも知らず、だれにも教えてもらえず天体望遠鏡を使わなくなりました。

そんなもったいない思いをして欲しくないです。

星の光は淡いけれど、1つ1つの星を認識していくと空の星が鮮やかに広がっていきます。
それは、気持ちだけの問題ではなく、目や脳が星を見ることに慣れてきているから。

肉眼でも天体望遠鏡でも星を見ることに慣れると見え方が変わります。そして見える星の量が増えていきます。マジで。

そうやって星自体と仲良くなりながら、天体望遠鏡とも仲良くなって欲しいなって思います。

【天体望遠鏡】今さら聞けない!できないこと&得意なこと